脂肪吸引を受けたいなと思っていても、手術中や手術後の痛みが怖いなと言う方も多いのではないでしょうか?
手術中に痛みがひどいと言う事はまずありませんが、手術後には痛みが出てきます。
痛みの程度は人それぞれですので、一概にはお伝えできませんが、痛みがどの程度なのか、痛みのピークはいつまで続くのかを解説いたします。
また当院で頂いたお声の抜粋も記載しますので是非参考にして下さい。
1.脂肪吸引の痛みとは
脂肪吸引の手術後は必ず痛みがあります。よく表現されるの筋肉痛のような痛みだったと言われます。
脂肪吸引する部位によって痛みの大きさは違いますが、顔の脂肪吸引は吸引量も少なく範囲も狭いので心配するような痛みはないでしょう。
また、二の腕の脂肪吸引もそれほど大きな痛みではないようです。太ももの脂肪吸引が一番痛みが強く、お腹がそれに続きます。
2.脂肪吸引の痛みのピークは当日夜~3日間
1章の体験談のお声にもあるように、脂肪吸引手術後の痛みのピークは手術当日の夜~3日くらいです。その後は一気になくなるわけではありませんが、徐々に改善してきます。
1週間で少し痛みが残っている程度、2週間でかなり痛みはなくなるという方が多いです。
多くのクリニックで手術後1週間目位からマッサージを指導していますが、マッサージは痛みがあります。
一番心配される方が多いのはいつから働けるかと言う事です。
太ももやお腹の一番痛みの強い部分の吸引では、痛みのピークでもある最低3日間はお休みを取って頂くようにしています。
4日目から何とか働けるかなと思いますが、個人差もあるので心配な方は5日~1週間のお休みを取る事をお勧めします。
3.痛みがピークの時の過ごし方
では痛みがピークの時はどのように対処していけば痛みを抑えたり、少しでも不快なく過ごせるのでしょうか?
休みはきちんと確保しておく
時々ですが、お休みを2日間しか取っていない人もいます。それでも働きに行くことはできると思いますが、やはりしんどいと思います。太ももやお腹の脂肪吸引の場合は、痛みのピークを過ぎる3日間は、痛みを心配する場合は長めに休みを取っておきましょう。
お休みを取った間は、外出の予定は入れずに家で過ごすようにしましょう。3日間まったく動かないと言うのは問題ですが、家の中の動きだけで過ごせるように2日間の食料など生活に必要なものを買っておいた方が無難です。
腕の脂肪吸引の場合でも、翌日はお休みを確保しておきましょう。
痛み止めは早めに使用する
手術後は麻酔や手術中の痛みどめが効いていることも多く、それほど痛みを感じないかも知れません。
しかし、家に帰るころになると痛みが出てきます。当日は必ず痛みが出ますので、家に帰ったら痛みどめを内服した方が良いでしょう。
また、痛みどめが切れて来たなと思った場合は、完全に切れてなくても、我慢せずに早めに痛み止めを飲んでもOKです。(クリニックから何時間以上あけて飲むように、1日の制限がある場合は守ってください)
圧迫をしっかり行う
脂肪吸引の手術後、痛みがピークのうちは圧迫を外す人はいないと思います。クリニックにもよりますが、2-3日後にクリニックで圧迫をいったん外して、自分で着脱できるようなものに交換すると思います。
お風呂の時は、圧迫を外して入りますが、それ以外の時は圧迫を付けておいた方が痛みも楽になります。
その他にも、腫れを抑えるなどの効果があるので圧迫は必ず行ってください。
4.まとめ
痛みの感じ方は人それぞれです。痛みは1週間、2週間と表現している方も多くいらっしゃいますが、ピークと言えば3日間ほどを指す方が多いです。痛みはピークを過ぎればマシになっていきますが、1週間は痛かったなと感じる人もいます。
「思ったより平気でした」と言う方もいますが、太ももやお腹の脂肪吸引の場合は少なくても3日間はお休みを取っておたほうが無難だと思います。