写真で見る顔の脂肪吸引の効果と経過|失敗しないためのポイント

顔の脂肪吸引を受けて小顔になりたいと思っている方もいると思います。脂肪吸引すれば確実に細くなります。

でも手術して小顔にするのは怖いな、失敗したらどうしようなど不安に思うこともありますよね。

また、顔の脂肪吸引の場合は、自分が思っているほど脂肪が付いていない人もいますし、脂肪吸引出来る部分も限られるのです。

この記事ではどのような部位を脂肪吸引できて、どのようなな効果があるのか、また失敗しないために知っておいて欲しいこと詳しくを解説します。

知識があれば、手術を受けるかどうかの判断は行いやすくなりますし、失敗しないような行動を取ることも可能です。

顔の脂肪吸引を考えている方は是非一読してみて下さい。

1.顔の脂肪吸引の効果とは

顔の脂肪吸引を行えば小顔になれます。しかし、誰でも好きなような顔・輪郭になれる訳ではありません。

まず、顔に脂肪が付いていないと脂肪吸引を行っても効果が出ませんし、骨の出ている部位などは脂肪吸引は向かないので、顔の中でも脂肪吸引が出来る部位と出来ない部位があります。

下の写真を見て下さい。脂肪吸引が出来る部位は写真の「ほほ」「あご下」「頬骨上・ほうれい線上」になります。特に斜線の部位は窪みやすい所なので脂肪吸引には向いていません。

そして、メインで脂肪吸引が行われる部位は、「ほほ」や「あご下」でしょう。頬骨上はあまり変化の出ないことも多い部位です。

1-1.しもぶくれの解消

まず、正面から見た状態では顔の下1/3に当たる部分が細くなります。おおよそ、唇と耳たぶを結んだ線より下が細くなります。

1-2.フェイスラインの改善二重あごの改善

真横や斜めから見ると、あご下のお肉が解消されフェイスラインがスッキリしてきます。

2.顔の脂肪吸引手術後の腫れ

顔の脂肪吸引の手術後でどれくらいの腫れが出るかは、皆さん心配される一番のポイントです。腫れないような工夫をすれば腫れは少なくなりますが、通常は1週間ほど目立った腫れが出ます。

下の写真は当院で脂肪吸引を行った方の例ですが、腫れが少ないのがお分かりいただけると思います。

内出血は出る事が多くあります。顔だけでなく、首の方にも広がる事も多くあります。

3.顔の脂肪吸引手術後の経過とダウンタイム

顔の脂肪吸引手術後は、腫れ、内出血、痛み、しびれや感覚低下、かゆみ、硬縮(こうしゅく)などが起きます。回復してきますが、以下の表のようなイメージです。

3-1.内出血が出る

脂肪吸引の後は内出血が出ます。特に皮膚の薄い首の方で目立つ傾向にあります。傷口でなければファンデーション等を使用する事も可能ですが、濃い色(紫や赤)で出てしまうと、完全に消せないこともあります。

3-2.痛みが出る

顔の脂肪吸引の手術後の痛みは大きなものではありません。クリニックから処方されるお薬で対応できる程度のものです。あまり心配しなくてもいいと思います。

3-3.拘縮(こうしゅく)が起こる

ここでいう硬縮とは、脂肪吸引した部分が硬くなる事です。手術後2週間ほどから始まり2-3ヶ月続きます。頬では出にくいですが、あご下でよく起こります。時間経過とともになじんできます

3-4.しびれ・感覚低下が起こる

脂肪吸引をした部位の皮膚の感覚が鈍くなることがあります。起きない人もいますし、3カ月程度続く人もいます。日常生活には影響しないので心配する必要はありません。

3-5.傷跡が出来る

脂肪吸引の手術の時は傷跡を作らないと手術で来ません。しかし、ほとんどのクリニックでは目立ちにくい場所に傷を作りますし、顔の傷は治りもいいので気にならない程度に落ち着きます。

 4.顔の脂肪吸引後に失敗しないためのおすすめアフターケア

脂肪吸引後には圧迫をしたりマッサージを指導されることが多いです。

4-1.フェイスバンドで圧迫をする

顔の脂肪吸引後はフェイスバンドで圧迫をします。手術直後からしますが、直後からする目的は腫れな内出血を出来るだけ抑える目的です。

その後も1-3カ月程度フェイスバンドを着用すべきだと思いますが、日中は出来ない事も多いので家にいる間や夜寝ている間はした方が良いと思います。

当院では、手術後2日間は1日中、その後は半日の着用を指導しています。

4-2.マッサージやストレッチを行う

マッサージやストレッチを行った方が硬縮など回復が早くなると思います。行わなくてもいいという意見もありますが、クリニックの指示に従って行ってください。

5.顔の脂肪吸引の費用と見積りで失敗しない気を付けるべきポイント

顔の脂肪吸引の費用相場は30-40万円です。

5-1.オプション料金を必ずチェックする

クリニックによってはオプションの料金がかかってくることがあります。

麻酔代金、圧迫物品代金、お薬代などです。中でも、麻酔代金は数万円と高額になることが多いので、事前にいくらかかるかしっかり調べておいた方が良いでしょう。

いっけん安く見えても、麻酔代金で予想以上に高額になっている場合もあります。

また、不必要なサプリメントみたいなものが含まれているような場合もあるので、いったい何がいくらかかるのか必ず見積もりをチェックしましょう。

5-2.脂肪吸引の種類に惑わされない

脂肪吸引を調べているとネットに色々な情報が載っています。ベイザー脂肪吸引が良いとか、○○法が良いとか、脂肪吸引については色々な機械が開発されていますが、残念ながら効果が大きくなる、ダウンタイムやリスクが少なくなると言う機械はありません。

Liposuction devices: technology update. S Shridharani, J Broyles,  A Matarasso. Med Devices (Auckl). 2014; 7: 241–251

この方法だと脂肪が50%しか取れなくて、高い方法だと90%取れるしたるみも出ない、なんて言われることがあるようですが、そんなデータはありませんので騙されないようにしましょう

あるとすると、値段が安いからしっかり取ってくれない、医師のやる気が出ない、という事でしょう。

結局、脂肪吸引の結果は、医師の考え方や技術力によるものです。

6.顔の脂肪吸引を受ける時の失敗しない医師の選び方

6-1.クリニックでなくドクターで選ぶ

医師を選ぶ際は必ずドクターで選ぶようにしましょう。有名なクリニックだからと言ってすべての医師が良いとは限りません。

6-2.症例数は多い方が良いが、多い分だけ良いとは限らない

症例数の多い医師にお願いするのが良いと思います。顔の脂肪吸引は100例程度行っていれば問題ないでしょう。

しかし、100例と200例ではあまり違いはないかも知れません。症例が少なくても毎回フィードバックして考えながら手術を行う医師とただ単に手術をこなすだけの医師では、症例数以上に大きな差があります。

6-3.医師の人柄・相性をカウンセリングでチェック

話の合わない医師は避けるべきでしょう。あなたの希望を理解してくれていない可能性が高いです。

脂肪吸引の適応があるのか、リスクはどうなのか、しっかりカウンセリングしてくれる医師を選びましょう

6-4.診察しない医師は絶対避ける

脂肪吸引の場合、希望する部位の診察を行わない医師は避けた方が無難です。顔のお肉に触らずに手術しましょうと言う医師はやめておきましょう。

6-5.症例写真はチェックしよう

症例写真は効果の目安をチェックするうえで重要です。効果はそれぞれの症例によって違うことや、結果のいい症例しか提示していない場合もありますので注意が必要ですが、参考にはなります。

“顔の写真は角度で効果が違って見えます”

顔の写真は角度が違うと効果が大きく違って見えます。手術前と手術後に角度の違いがないか、大きさの違いがないかなど気を付けながらチェックしましょう。

6-6.ブログは参考までに見よう

脂肪吸引を考える上で、他に人がどのよう経験したのかを知りたくなりますよね。ただし、あくまで1症例として参考程度にみて下さい。人それぞれ、皮下脂肪量(体脂肪とは別)や筋肉の量、効果の出方や手術後の大変さは違います。痛みの感じ方もかなり幅があります。

個人の体験談はイメージ作りには有効ですが、参考程度にしましょう。

口コミや体験談は参考にはなりますが、今後病院やクリニックが患者様から頂いた声をウェブサイトに載せることが禁止になりますので、やらせ口コミみたいなものが増える可能性があり注意が必要です!

7.顔の脂肪吸引のリスクや失敗

顔の脂肪吸引で失敗、、、というのは滅多に起こりませんが、以下のようなこともありますので事前に知っておきましょう。

7-1.効果を感じない

顔の脂肪吸引は太ももやお腹の脂肪吸引よりも取れる脂肪も少なく、絶対的な効果は少ないです。ですので、中には効果を感じない、思ったように小顔にならなかったというひとがいらっしゃいます。

7-2.デコボコすることがある

顔の脂肪吸引の場合、他の部位よりもデコボコする頻度は少ないと感じますので、それほど過敏に心配する必要はないでしょう。

ただし、あご下の部分は皮膚が薄くボコボコ感を始めのうちは感じると思います。特に硬縮が起きている時期です。しかし、基本的にはちょっとずつ改善してきて気にならない程度まで落ち着きます。

7-3.傷が残ることがある

顔の脂肪吸引の傷はほとんどの場合、きれいに治っていきます。しかし、中には傷の膨らみが気になる人がいらっしゃいます。気になる人の割合は当院では1%以下です。

7-4.たるみが出ることがある

顔の脂肪吸引の手術を行って見た目のたるみがひどくなると言うのは見た事ありません。逆に引き締まる場合が多いと思います。

ただし、あご下の縦スジ・縦じわは脂肪がなくなると出てくることがあります。6カ月ほどで改善していきますが、多少残る事もあります。

口元のたるみは吸引し過ぎない方が良い

年齢とともにたるんで来た口元のお肉は脂肪吸引で全て解決しようとすると逆に変になります。凹みが出たり、笑うと引きつれたりします。

加齢によるたるみ、口元の部分は改善したらラッキー位の方が妥当です。

7-5.神経麻痺が出ることがある

非常に稀ですが顔の脂肪吸引の際に神経が傷つき、神経麻痺が出ることがあります。唇の動きが悪くなるので「イー」とか「ウー」と言いにくくなります。

麻痺がある間は不便なのですが、1-6カ月で治癒すると言われております。

7-6.しこりが出来ることがある

頬にまれに出来ることがあります。見た目には分らないですが、触ると微妙にコリコリするものが出来ることがあります。半年位でかなら改善し、気にならなくなる程度に落ち着く事がほとんどですが、まれに気になる人もいます。

8.まとめ

顔の脂肪吸引は工夫すれば腫れを少なく行うことができます。もちろん内出血が出たり、その他のリスクがありますが頻度の高いものではありません。

顔の脂肪吸引が小顔にする唯一の方法と言う訳ではありませんが、顔のお肉が気になっている方は一度カウンセリングに行ってみてはいかがでしょう。

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