ふくらはぎ痩せを効果的に実現するための3つの正しい方法

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【著者】渋谷高野美容医院
院長:高野 洋一

ふくらはぎは非常にむくみやすく、ダイエットしても細くなりにくい部位です。

そのため、細いふくらはぎになって綺麗な美脚を手に入れたい!とお考えの方は多いのではないでしょうか。

実は、筋肉を動かしてむくみを溜めないことや、日々のむくみをマッサージでリセットすることが、ふくらはぎ痩せへの近道になります。

そこでこのページでは、確実にふくらはぎ痩せを実現するための方法をご紹介していきます。今すぐ始められて、日常に取り入れやすい方法をピックアップしました。

また、美容クリニックでできるふくらはぎを細くする治療法もご紹介していきます。

このページを読んで、まずは日常で実践できることから始めてみてはいかがでしょうか。

ふくらはぎを細くするのはなかなか難しいです。

ふくらはぎは2本の骨と筋肉が大部分を占めます。その上に脂肪や皮膚が付いているのですが、脂肪の量は全体からみるとそこまで大きくありません。

ふくらはぎ 構造

ふくらはぎのサイズを減らすとする場合以下の方法がメインとなります、

  • 脂肪などに溜まった水分を移動させてむくみを取る方法
  • むくみを溜めない方法

2.むくみを溜めないようにするふくらはぎの運動

ふくらはぎに水分が溜まる原因には2つあります。

  • ふくらはぎは身体の一番下の部分でむくみが一番溜まりやすい
  • むくみは筋肉の収縮で身体の中心に戻されていくが、しっかり筋肉が作用していない

ですので、解消法としては筋肉をしっかり動かしてむくみを溜めないようにする方法とマッサージなどでむくみを解消してあげる方法の2つになります。

これらは毎日のむくみを溜めないようにするものですので、極力毎日行いましょう。

2-1.筋肉をしっかり動かしてあげる方法

普段デスクワークばかりであまり動いてない方はしっかりふくらはぎを動かしてあげましょう。

行い方は簡単で足首が前後左右に動く運動であればふくらはぎの筋肉が伸びたり、縮んだりするのでOKです。例えば、かかとの上げ下げを行うだけでも効果的ですし、座ったままでも構いません。座ったままで20回ほど行えばOKです1日2-3回行いましょう。筋肉が動けばポンプの役割をしてくれて水分を押し戻してくれます。

ふくらはぎ痩せ

ふくらはぎの筋肉は普段からある程度使われています。強度の強い筋力トレーニングでは逆に太くなってしまうと考えています。

2-2.歩き方のコツ

ヒールや厚底、硬いブーツでは足首が固定されていて、スニーカーで歩くよりも足首の動きが少ないです。ですので、このようなタイプの靴を履いた後はしっかりと足首を動かして、ふくらはぎの筋肉を使ってあげましょう。

普段歩く時は、足首を固定せず、しっかり地面をけるように歩くのがポイントです。

3.ふくらはぎのむくみを解消する方法

3-1.マッサージによる方法

まずはリンパの流れを良くするために膝の裏を押してマッサージします。

膝の裏のリンパ節をほぐします。体育座りをした時、膝の裏で一番凹んでいるところを抑えます。約3~5秒抑えたら離してください

マッサージ ダイエット

足首から膝窩リンパ節(膝の裏)に向かって、下から上へ、下から上へとマッサージし、流していきます。

マッサージ 方法

マッサージする部位を強めに握って行ってもよいですが、力が入らない事も多いので、猫手を作って人差し指と中指で下から上へ流す方法がお勧めです。

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痛い気持ちいいくらいの力加減で行いましょう。

むくみがひどい時のみでもOKですが、やはり毎日行った方が効果的です。

右足のみマッサージを行った状態です

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3-2.むくみを取るストッキング

足のむくみに対しては医療用でもストッキングが用いられて有効に使用されています。実際に着圧ストッキングは足のむくみを予防してふくらはぎ痩せを助けてくれます。強ければいいと言うものではありません。

軽いむくみの場合、寝ている間:20mmHgまで、70デニールまで

むくみがが強いと感じた場合:30mmHgまで、140デニールまで

をお勧めします。

4.エステサロンで行うふくらはぎ痩せの方法

エステサロンではむくみを取るようなマッサージを行ってくれます。脂肪も燃やすと宣伝しているかも知れませんが、マッサージ程度ではなかなか脂肪は燃えません。またふくらはぎの脂肪は少ないのです。

とは言ってもプロの手で行ってくれますので以下のような方にお勧めです。

  • 自分ではうまくむくみを取れないので、プロの手をかりたい
  • 自分に合った毎日のケア方法を実際に教えてほしい

自分で頑張っているけれどもなかなか難しいと言う方は一度試してみてはいかがでしょうか。

5.美容クリニックで行うふくらはぎ痩せの方法

美容クリニックでふくらはぎを細くする方法には2つあります。脂肪を減らすか筋肉量を減らすかのどちらかです。

通う頻度が少なく、確実にもっとふくらはぎ痩せを実現したい方に向いています。

5-1.美容クリニックで脂肪を減らす方法

ふくらはぎに限らず美容クリニックで脂肪を減らす方法には3つあります。「脂肪吸引」「脂肪溶解注射」「レーザー治療(ラジオ波など)」しかし、ふくらはぎの場合は脂肪吸引を行ってやっと細くなると言う位脂肪の量が少ない事が多いので、「脂肪溶解注射」や「レーザー治療」などは効果が非常に小さい場合が多いです。

脂肪吸引

小さい傷から脂肪を吸い出す手術です。脂肪が付いている方であれば、確実に細くなりますが、手術が必要になり、術後のケアも必要です。

ふくらはぎの脂肪吸引について詳しく知りたい方は「憧れの細いふくらはぎに!脂肪吸引の効果・リスク・料金」をお読みください。実際の手術や効果についてお分かりいただけると思います。

おおよその費用は30-40万円です。

5-2.美容クリニックで筋肉を小さくする方法

ボツリヌストキシン(ボトックス)というお薬があります。これは筋肉の動きを止めるお薬です。

ふくらはぎの筋肉に注射する事により、筋肉の運動を一時的に一部分のみ抑えてくれます。動かなくなった筋肉は徐々に痩せて行ってふくらはぎ全体が細くなります。

1回の注射では効果が出にくい人も多く、2-3回続けると効果が見えます。しかし、筋肉が無くなるわけではりませんので、時間経過とともに再び太さが戻ってくることもあります。

筋肉が落ちるとむくみがひどくなるのではないかとお考えの方もいるでしょうが、ふくらはぎ全体が動かなくなるわけではありませんので大丈夫です。

おおよその費用は1回7-10万円(韓国製)、1回20万円(アメリカ製)です。

ボトックスについては「ボトックス注射の効果・リスク・クリニック選びのポイント」をお読みいただければ、ボトックスの作用や効果などご理解いただけます

6.まとめ

ふくらはぎ痩せ 比較表

いかがでしたでしょうか?ふくらはぎ痩せはなかなか難しいのですが、自分で出来る事から挑戦してみてはいかがでしょう。

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