どうしたらまぶたの脂肪を減らすことができるのか、その方法をお探しではありませんか?
まぶたの脂肪が多い方は、眠たそうに見られて困る…目つきが悪く見えてしまうのが悩み…という方が多いと思います。
そんな方のために今回は、まぶたの脂肪を減らすための3つの方法をお教えいたします。
実は、ちまたでよく聞く脂肪燃焼アイクリームや、トレーニングには効果がありません。
このページを読んで頂ければ、本当に効果の出る方法が分かり、あなたのコンプレックスを解消することができるはずです。
厚ぼったいまぶたでお悩みの方は、ぜひお読み下さい
目次
1.まぶたの脂肪とは
まぶたには2種類の脂肪が付いています。「眼窩脂肪(がんかしぼう)」と「ROOF(ルーフ)」と言う脂肪です。ROOFが浅い部分にあり、眼窩脂肪が眼球を守るように奥に存在し、目の裏側で、上まぶたから下まぶたの方へつながっています。
まぶたの構造上、表面から「皮膚」「筋肉」「ROOF」「眼窩隔膜(がんかかくまく)」「眼窩脂肪」と言う並びになっています。
2.まぶたの脂肪を減らす3つの方法
まぶたの脂肪を減らそうと思うと、手術で脂肪を取るか痩せるかしかありません。もしくは、むくみを取って脂肪が少なくなったように見せるかです。まぶたをすっきり見せるのは以下の方法しかありません。
- むくみをとるマッサージを行う
- ROOFを取る
- 眼窩脂肪を取る
3.むくみを減らしてスッキリ見せる方法
朝はまぶたが腫れぼったく、夕方になるとスッキリしてくる事は多いでしょう。このようにまぶたは非常にむくみやすい場所ですので、常にむくみ気味の人がいます。
このような方にはマッサージでむくみを取ってあげる事は有効で、多少ではありますがスッキリ見えます。
以下の3つを行ってください。
- 40度位のシャワーを5秒ほど当てて5秒離す。これを毎日10回繰り返します。
- 眉毛の下の骨が窪んでいるところを1分間ほど押して血行を良くします。
- 目頭から目尻にかけてアイクリームでなぞるようにマッサージします。
これは、脂肪を減らしているわけでも燃焼しているわけでもありません。体の水分を移動させているだけです。
まぶたのトレーニングは意味があるのか?
「まぶたのトレーニングで脂肪燃焼」のような記事を見かけますが、結論から言ってまぶたの脂肪のみを燃焼させるのは難しいです。下っ腹や二の腕は筋肉が引き締まれば細くなったように見えますが、それでも二の腕や下っ腹の脂肪だけが燃焼したわけではありません。
まして、まぶたの筋肉の様に非常に薄っぺらい筋肉を鍛えたところで見た目の変化はほとんどないです。むくみは減る可能性があります。
自力でまぶたの脂肪を落とす方法は痩せるしかありません(全身の脂肪が落ちます)
まぶたの脂肪を落とすクリーム
まず効きません!まぶたの構造は皮膚、筋肉、ROOFと言う脂肪…となっています。皮膚の上から塗ったものが皮膚に入るのでも大変なのに脂肪にまで届くわけがありません。
4.ROOFを取る手術
ROOFを取る手術があります。これは切って行う手術なので、傷跡やダウンタイム(内出血や腫れ)が出ます。
切る部位としては、二重のラインと一致した場所を切ってROOFを切除する方法と眉毛の下を切ってROOFを切除する方法の2通りです。
ROOF単独で切除する事は少なく、組み合わせて行う手術によって切る位置も変わってきます。ROOF切除は二重まぶた手術やまぶたのたるみ取り手術と合わせて行う事がほとんどなのです。
ROOF切除の効果
まぶたをスッキリさせるには、1番効果がある方法ですが、まぶたの厚みには「皮膚の厚み」や「筋肉の厚み」もありますのでROOF切除をすれば誰でもスッキリパッチリ目と言う訳ではありません。
ROOF切除のダウンタイム
組み合わせて行う手術によって変わってきます。全切開二重手術(切る二重手術)と同時に行った場合は、1-2週間は腫れが強く出ます。
ROOF切除のリスク
あまりリスクのない手術です。
しかし、脂肪を取ってしまうので効果が出過ぎる場合があり、まぶたがシワっぽくハリがなくなってしまう場合があります。
また、ROOF切除だけでは、腫れぼったい状態を解決できず、効果の乏しい場合があります。手術前に医師の診察でROOF切除が効果的かどうかをしっかり見ておらう必要があります。
ROOF切除の費用
ROOF切除は行っていないクリニックもありますので、当院の費用ですが以下を参考にして下さい。(ROOF切除は単独で行うことは少ないです)
全切開+ROOF切除:378,000円
眉下切開+ROOF切除:348,000円
5.眼窩脂肪を取る手術
「まぶたの脂肪吸引」などと表現されます。眼窩脂肪の方がROOFよりも奥にあるのですが、性質上取るのは簡単です。一部だけ取るのであれば数㎜の穴から取れます。
まぶたの脂肪吸引(眼窩脂肪の切除)の効果
よほど多くついている人でない限り見た目にスッキリしたなと言う印象は与えません。二重まぶた埋没法と同時に行う場合がほとんどですが、二重のラインが若干スッキリ見えるかなと言う程度です。
まぶたの脂肪吸引を単独で行っても見た目の効果がない場合が多いです。脂肪の量が減るのでむくみにくくはなります。まぶたの脂肪吸引と二重まぶた埋没法を同時に行った方の写真です。
多少効果が出たかな、と言う感じですね。これをやればスッキリ悩みが解決すると言う訳ではなさそうなのが分ると思います。
まぶたの脂肪吸引(眼窩脂肪の切除)のダウンタイム
二重まぶた埋没法と同時に行う事がほとんどですが、まぶたの脂肪吸引を行う事により、より内出血や腫れが長引く場合があります。簡単に脂肪が取れた場合は3-4日で落ち着きますが、時間がかかった場合や出血が多かった場合は1週間程度落ち着くまでに必要です。
まぶたの脂肪吸引(眼窩脂肪の切除)のリスク
短期的には腫れや内出血のようないずれ無くなるもの位です。しかし、上まぶたの眼窩脂肪はいずれ老化とともに減ってきます。将来的に目の上の窪みを早めるリスクがありますので、腫れぼったくよほど脂肪が付いている人以外はお勧めしません。
基本的には切開法の二重手術の際に行い、脂肪の量を見極めて、多ければ切除すると言うものだと考えます。
まぶたの脂肪取りについて詳しくご覧になりたい方は「まぶたの脂肪吸引は効果が少ない!医師が教える効果と注意点」をお読みください。より詳しく理解が深まり手術を受けるべきかどうかの判断材料になります。
まぶたの脂肪吸引(眼窩脂肪の切除)の費用
まぶたの脂肪吸引(眼窩脂肪切除)は埋没法と行うことが多く、当院の費用ですが参考にしてみて下さい。
目の上の脂肪除去(二重埋没法と同時に施術):49,000円
6.まぶたの表面に出来る塊
まぶたに出来る脂肪の塊の様なブツブツは悪いものである可能性はかなり低いです。
稗粒腫
1㎜ほどの白い塊がプツプツと出て来ます。稗粒腫(ひりゅうしゅ)と言います。
針で穴を開けたり、レーザーで穴を開けて中の角質を出してしまえば治りますが、再発する事はよくあります。皮膚科や形成外科で処置で来ます。
汗管腫
汗腺が何らかの原因で増殖した状態です。1-5㎜ほどに盛り上がって見えます。
レーザーで治療する事が出来ますが、稗粒種と違い奥まで焼くのでしばらく跡が見えます。
眼瞼黄色腫
目の周りに黄色い膨らみが出来ます。コレステロール値が高い人に出来やすいとも言われます。こちらもレーザーで焼くことが出来ますが、まずは内科で健康状態をチェックしてもよいでしょう。
7.まとめ
いかがでしたか?まぶたの脂肪の位置や減らし方についてご理解いただけたと思います。まぶたの脂肪やむくみを多少減らすのであればマッサージでも可能ですが、根本的には美容整形をする必要があります。
現象は
瞼の脂肪が角膜に付着して見えにくくなります。
目医者の話では石鹸で洗顔・目も洗目しなさいとの事です。
パソコン長時間見て作業しています。
目が疲れて来て瞼の脂肪が付着するからですか?
年齢は77歳です。
コメントありがとうございます。
それは脂肪ではなく、分泌物などが固まった物ではないでしょうか?
眼科の先生に診てもらって、指示通りにするのがいいと思います。