【豊胸手術のダウンタイム】休むべき日数と快適に過ごす方法

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【著者】渋谷高野美容医院
院長:高野 洋一

豊胸って痛いの?、どの程度のお休みが必要なの?このような疑問をお持ちで、豊胸手術後のダウンタイムについて知りたい方も多いと思います。

豊胸手術には「シリコンバッグ豊胸」「脂肪注入豊胸」「ヒアルロン酸豊胸」の3種類があり、その方法によって手術後のダウンタイムや経過は違います。漠然と豊胸手術をお考えの方も、どの豊胸手術にしようかと何となく決めている方にも、手術後のダウンタイムや経過について詳しく解説していきます。

また、手術後に痛みの大きい「シリコンバッグ豊胸」と「脂肪注入豊胸」について手術後の注意点もアドバイスしていきます。

このページを読んで頂ければ、豊胸手術のダウンタイムや経過が分り、手術後のイメージがしやすくなりますので、豊胸手術をお考えの方は是非読んでください。

豊胸手術後のダウンタイムは手術の種類によって全く変わってきます。この章ではそれぞれのダウンタイムについて詳しく解説します。

1-1.シリコンバッグ豊胸のダウンタイム

シリコンバッグ豊胸のダウンタイムが一番長く辛いです。シリコンバッグ豊胸でも乳腺の下にバッグを入れる「乳腺下法」と、筋肉の下にバッグを入れる「大胸筋下法」の2種類があります。

特に、大胸筋下法の場合の痛みがかなり大きくなります。乳腺下法の場合は手術日を含めて4日程、大胸筋下法の場合は1週間お休みがあった方が無難です。

シリコンバッグ豊胸 ダウンタイム

痛みは1週間程度

豊胸手術の中で一番大きな痛みが出ます。乳腺下法の場合、動けないような痛みは1-2日、その後1週間程度痛みが続きます。

大胸筋下法の場合は、動けないような痛みが2-3日で痛みの程度も大胸筋下法の方が強いです、その後の痛みが7-10日続きます。

内出血や腫れは1週間程度

手術後はお胸に内出血が出て、青くなったり、腫れが出て、予想以上にお胸が大きく感じられたりすることがあります。

これらの症状は7-10日で引いていきます。

傷口から管を入れる場合がある

シリコンバッグによる豊胸手術では、傷口から管を入れる場合があります。これはお胸に溜まった血液や体液を抜くためです。この場合は、1-2日後に抜く事が多いです。

1週間後に抜糸が必要

糸で傷口を縫っていますので、抜糸が必要です。ほとんどの施設で1週間で抜糸をします。

1-2.脂肪注入豊胸のダウンタイム

脂肪注入豊胸の手術後はシリコンバッグ豊胸よりも楽ですが、お胸と足(もしくはお腹など脂肪吸引した部分)の両方に負担がかかるので、お休みの期間は必要です。デスクワークであれば手術日を含めて最低3日はお休みを取ってください。

脂肪注入豊胸 ダウンタイム

痛みは1週間以内で落ち着く

シリコンバッグよりも楽ですが、痛みは出ます。2日程は家で休むような気持ちでいましょう。

内出血や腫れは1週間程度

内出血や腫れはシリコンバッグ同様に出ます。シリコンバッグの手術よりやや多めに出るような印象もあります。これも1週間程度で引いてきます。

抜糸が1週間で必要

脂肪吸引を行った傷口と、お胸の小さい傷口に糸が付いています。どこのクリニックでも1週間で抜糸する所が多いです。

1-3.ヒアルロン酸豊胸のダウンタイム

上の2つの豊胸手術に比べて、かなり楽です。手術後は2-3日筋肉痛のような痛みがお胸に出ますが、動けないと言う訳ではありません。

デスクワークであれば、翌日から痛み止めを飲んでお仕事も可能です。

2.豊胸手術後の経過

豊胸手術後はダウンタイムも手術によって変わってきますが、経過もそれぞれ違います。

2-1.シリコンバッグ豊胸の経過

1週間ほどで痛みや腫れが落ち着いてきた後は、お胸の皮膚ががピンと伸ばされて硬い感じになっています。

1カ月程度で落ち着いて柔らかさが出てきますが、もともと胸のハリが強い人は3カ月程度かけてなじんできます。

また、傷については腋に4cmt程度の傷が出来ます。こちらは早い人では3ヶ月ほどで目立ちにくくなりますが、時間のかかる方では1年ほどかけて目立ちにくくなります。傷は残念ならが消えると言う訳ではありません。

マッサージが必要な場合と不要な場合

マッサージについては一定した見解がなく、医師によって違いがありますが、主には入れるバッグのタイプで違ってきます。

スムースタイプと言うバッグではマッサージが必須です。手術後1週間程度から始めますが、初期のころは結構な痛みが出ます。

テクスチャータイプと言うバッグではマッサージが不要としている医師が多く、マッサージ不要です。

2-2.脂肪注入豊胸の経過

脂肪注入豊胸でも1週間程度で痛みや腫れが引いた後は、一旦お胸が硬くなってきます。こちらも1カ月程度で落ち着きます。

それに伴って、注入した脂肪も減ってきます。注入した脂肪はおおよそ50%程度まで減っていくのが通常ですが、1ヶ月で入れた分が6-70%になり、3ヶ月ほどで50%程になります。

下の図のようなイメージです。

豊胸 脂肪注入

しこりの症状が出るのは遅い時もある

注入した脂肪がなくなっていくのは問題ありませんが、生き残らなかった脂肪がしこりとして残ってしまう場合があります。この場合は、症状としてしこりを感じるようになるのが手術から1年くらい時間が経ってからの場合もあります。

2-3.ヒアルロン酸豊胸の経過

ヒアルロン酸は身体の中で分解されてなくなっていきます。お胸に使用するようなヒアルロン酸は1.5年程度でなくなっていきますが、徐々に溶けていきますので、実感できるのは1年程度です。

繰り返し行うとしこりになる

ヒアルロン酸は溶けると言っても、一部溶けずに残ってしまう場合もあります。小さなしこりで溶けずに残っている場合は触れる事もなく問題になりませんが、ヒアルロン酸豊胸を繰り返し行う事によって目立つしこりになる場合があります。

しこりになったヒアルロン酸を溶かす薬もありますが、大きなお胸を保ちたいのであれば、シリコンバッグ豊胸か脂肪注入豊胸をお勧めします。

3.知っておくべきダウンタイムの過ごし方

ダウンタイムの間は意外と痛みが強く出るかもしれません。特にシリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸の手術後は痛くて動けない、家から出れないとなっても困らないように事前に準備をしておきましょう。

3-1.出来るだけ安静にしておく

手術直後は痛み止めが効いているため、意外と動けそうに思うと思いますが、無理して歩いたりしないで出来るだけ早く帰って安静にしましょう。シリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸の手術後1-2日は動くとむくみも出やすく安静にしておくべきです。

ただし、家の中程度であれば全然動いてもOKです。ずっと寝たきりで全く動かない(特に足を動かさない)のも問題なので、家の中で自分の身の回りの事はしましょう。

3-2.シリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸では食料や飲み物を用意しておく

手術後1-3日は家からも出たくなくなります。事前に簡単に作れる食材やレトルト食品を用意しておくとよいでしょう。シリコンバッグなら2-3日分、脂肪注入豊胸なら1-2日分が目安です。

3-3.3日間は予定を入れない

たまに手術後に「人と会う約束をしている」「お子様のお迎えがある」など予定を入れていらっしゃる方がいます。手術当日ではなくても実は明日○○があるんです、と予定を入れている方もいます。痛みや経過は人それぞれですが、手術後は体調も不安定です、3日間は必ず予定を入れないでください

3-4.痛み止めの使い方

痛み止めは痛くなってから使うよりも、痛くなる前に使った方が効果的です。まず、手術後は帰宅するくらいの時間(手術後4時間程度)には病院で使った痛み止めが切れてきますので、家に帰ったら処方された痛み止めを飲んで休みましょう。

その後も5-6時間たったら痛み止めを飲んで寝た方がベターです。

次の日は朝起きたら痛み止めを飲みましょう。その後は自分の痛みと相談しながら内服してください。

4.まとめ

豊胸手術のダウンタイムや経過は選択する手術でかなり変わってきます。ダウンタイムだけで手術の方法を選ぶ事はないと思いますが、この記事をお休みを取る際などの参考にして下さい。

豊胸 ダウンタイム

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