筋トレから美容医療まで楽に二の腕痩せを実現する全手法

ほっそりと引き締まった二の腕に憧れますよね。

しかし、自宅での辛い筋トレや、スポーツジム通いは継続するのが大変です。

できるだけ時間をかけずに、簡単な方法で二の腕を細くしたいという方が多いでしょう。

そこで今回は、簡単に行うことができて継続しやすい、二の腕痩せの方法をご紹介していきます。どの方法も女性でも無理せずにできますし、週に２〜３回でＯＫなので実践しやすい運動やマッサージです。

また、美容クリニックでの二の腕を細くする治療法もご紹介いたします。

このページの方法を実践すれば、確実に二の腕が引き締まり細くなりますので、ぜひ試してみて下さい。

二の腕を細くする方法には大きく分けて4つあります。

• 筋肉を鍛えて引き締める方法
• むくみを取って細くする方法
• 体重を落として細くする方法
• 美容医療で細くする方法

美容整形以外では、筋肉を引き締める方法が一番効果的でしょう。二の腕の構造を考えると、骨・筋肉・脂肪・皮膚で出来ており、ここにむくみが加わります。

この中で、小さくしたり鍛えたりとアプローチできるのは筋肉、脂肪、皮膚、むくみの4つです。

若いうちは皮膚がパンと張っていいのですが、年齢とともに皮膚がたるんできます。皮膚のたるみは老化だけでなく日常の運動不足でも起こると言われます。ですので、普段使わない筋肉を使ってあげる事でたるみの予防や引き締め効果があると言う訳です。

二の腕の筋肉で普段あまり使わないのは、上腕三頭筋です。

この筋肉をうまく筋トレしてあげる事で二の腕を引き締める事が出来ます。

上腕三頭筋はひじ関節を伸ばす時に使われます。ですので、それに沿った運動をするのが効果的です。

２－１．メインは肘を伸ばす運動

上腕三頭筋のメインの動きは腕を伸ばす運動です。ですので、腕を伸ばして上腕三頭筋を引き締める方法をご紹介します。3つ紹介しますが、どれか行いやすいものを１つ行えば大丈夫です。

また上腕三頭筋は腕を引き寄せる方向にも動きますので、追加で腕を引き寄せる筋トレも紹介します。余裕のある方は行ってみて下さい。

肘を伸ばす運動　①腕立て伏せ

両腕を狭くして腕立て伏せをしましょう。腕を広く取ると、上腕三頭筋にも効きますが、大胸筋（胸の筋肉）にも効いてきます。

女性の場合は腕立て伏せが出来ない方もいると思います。そのような場合は膝をついて行ったり、壁を使って行ったりしましょう。

筋肉を大きくする事が目的ではなく、普段使っていない部分を動かしてあげる事が目的です。20－30回で筋肉が張ってきたなと感じる程度の負荷でOKです。1－2セットを週に2－3回行いましょう。

肘を伸ばす運動　②テーブルを使った方法

写真のように肘を曲げ伸ばしします。テーブルの高さや体の角度で負荷を調節してください。こちらも20－30回で筋肉が張ってきたなと感じる程度の負荷でOKです。1－2セットを週に2－3回行いましょう。

大きな負荷をかける事が目的ではなく、しっかりと動かしてあげる事が目的ですので、軽い負荷で十分です。

肘を伸ばす方法　③道具を使った方法

ダンベルでも構いませんし、水を入れたペットボトルでも結構です。

写真の状態で肘を曲げ伸ばしするだけです。肩と肘は動かない様にしましょう、片手で肘を動かない様に押さえてあげるといいでしょう。

こちらも20-30回行える位の軽い負荷で、1-2セット行います。週に2－3回です。

写真の状態から肘を伸ばします。腕の裏側にしっかり負荷が掛かっているのを意識して行いましょう。

姿勢が悪いと腰などに余計な負荷が掛かります。背筋はしっかり伸ばして行いましょう。

20-30回行える位の軽い負荷で、1-2セット行います。週に2－3回です。

２－２．腕を引き寄せる運動

写真のように身体の後ろで手のひらを合わせて押し合います。１０秒１セットで３セット行ってください。

２－３．ストレッチはきちんと行う

上腕三頭筋を伸ばすように、しっかりストレッチを行ってください。トレーニングの前後ともに行う事が効果的です。

二の腕はふくらはぎと違って大きなむくみは出にくい場所ですが、筋肉量が少なく脂肪が多い場合などはむくみによって太く見える事もあるでしょう。

マッサージの方法

リンパ節をほぐすために、まず腋を刺激します。

腕を真横に上げた時に、腋で一番へこんでいる部分です。5秒間抑えてから離します。

1. 指先から肘へ
2. 肘からわき下の腋窩リンパ節へとマッサージ

マッサージの方法としては普通に揉んでも構いませんが、強めに行う時は猫手のように人差し指と中指を少し出して握ります。

肘の方から腋に向かって、痛きもちいい位の強さで押し流していきます。基本的にマッサージなどのお手入れは１日５分で良いので毎日した方が効果的です。

詳しくは現役エステティシャンが書いた「プロのエステティシャン推奨！自宅でできる最高のダイエットマッサージ」の記事をお読みください。より具体的な方法が分ります。

エステで行っている方法はマッサージと機械を使った方法の二通りです。

マッサージでは脂肪が燃焼する事はありません。むくみを取って細くしているのです。やはりプロですので、ご自分では出来ない効果を出してくれる場合もあると思います。

機械を使った方法ですが、エステサロンで使用される機械もむくみを取る以上の効果はありません。医療用と似た機械が続々と出てきてはいますが、出力が弱くて、脂肪を燃やしたり破壊したりする効果はほぼないと考えていいでしょう。マッサージと組み合わせてむくみを取る事で、効果を出しているように見せています。

機械による治療であれば美容クリニックで行った方が結果はいいでしょう。

美容医療で二の腕痩せを行う方法には、皮膚を引き締める方法と脂肪を減らす方法の2パターンがあります。

皮膚を引き締める方法は、レーザーのようなものを直接肌に当てていき、熱の作用で引き締めます。

ラジオ波と言うものが用いられます。肌に熱を与えて引き締めるものです。肌だけでなく、同時に脂肪まで効きますので脂肪の燃焼作用もあります。

脂肪を減らす方法は、脂肪吸引や脂肪溶解注射、脂肪を減らすレーザー治療など様々です。

脂肪吸引

小さい傷から脂肪を吸い出して、細くします。脂肪を吸い出した分は必ず細くなると言うのがメリットですが、手術が必要だったり、手術後にケアが必要だったりします。脂肪吸引については「医師が教える二の腕の脂肪吸引で絶対後悔しないための全知識」をお読みいただくと、脂肪吸引に関して知りたいことが全て分ります。

脂肪溶解注射

脂肪を破壊してくれるお薬を注射します。脂肪吸引より効果がかなり劣りますが、手術なしで脂肪を減らす事が出来ます。脂肪溶解注射に関しては「目指せ部分痩せ！脂肪溶解注射の効果・適応部位・副作用」をお読みください。どこのクリニックにものってない様に詳しく解説しています。

レーザー治療

正確にはラジオ波や超音波が用いられます。ラジオ波や超音波の出し方で機械がいくつも存在するのですが、強力な超音波はHIFUなどと呼ばれています。代表的な機械ですとライポソニックスと言うものがあります。

エステなどで用いられる超音波はキャビテーションと言って、それ程強い作用は認められていません。

ラジオ波は「エクシリス」や「テノール（ウルトラアクセント）」「エンディメッドプロ」などがあります。それ程大きな違いはありませんが、詳しく知りたい方は「」をお読みください。費用や特徴について解説してあります。

ラジオ波による痩身治療は「医師が教えるラジオ波による痩身と効果の出る機械の紹介」をお読みいただければ、詳しい解説や選び方が分ります。

エネルギーが身体の脂肪のどの部分にどのような割合で付いていくかは分っていません。ですので、自力で二の腕の脂肪を落とす方法は体重自体を落とすダイエットです。二の腕だけ痩せる訳ではありませんが、身体全体的に、二の腕も細くします。

ダイエットについては以下の記事をお読みください。役立つものもたくさんあります。

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いかがでしょうか？二の腕痩せの方法をできる限り理論的にまとめました。ご理解いただけたと思います。まずは簡単なものからご自身で試してみるのはいかがでしょうか？