自分にあった方法がわかる！二重整形の種類と各手術法の特徴

二重まぶたの整形手術は、多くのクリニックがそれぞれ独自の名前を付けて行っており、ネットで調べても分かりにくいですよね。

そのため、どの手術を受ければいいか迷っている方や、自分に合った方法が分からなくてお困りの方は多いのではないでしょうか。

そんな方のために今回は、二重整形の種類と、それぞれの特徴や手術費用などを分かりやすくお教えします。

このページを読めば、あなたが理想とする二重になるためには、どの方法が最適かが分かると思います。

二重整形は、手術方法によってダウンタイムや二重のもちの良さが異なります。あなたのまぶたや、お休みを取れる期間に合った手術方法を選択する際に参考にして下さい。

二重まぶたを作る「二重整形」には大きく分けて２つの方法があります。それは「埋没法」と言われ、まぶたに糸を埋め込んで二重まぶたを作る方法。もう一つは「切開法」と言われ、まぶたをメスで切って取れにくい二重まぶたを作る方法です。

１－１．埋没法とは

埋没法はまぶたと目を開ける時に動く筋肉（もしくはその近く）を糸で結んで二重まぶたを作る方法です。

15-20分程度の手術で簡単に行え、腫れや内出血が軽いのが特徴ですが、糸が緩むとともに二重まぶたが持続しなくなってくる欠点があります。平均3-5年と言われています。

１－２．切開法とは

作る二重まぶたのラインに一致してまぶたを切開する方法です。切開する事でより強固な二重まぶたを作る事が出来ます。欠点は切開が必要という事と、手術後に腫れや内出血が長引く点です。

１－３．埋没法と切開法の比較

埋没法と切開法には色々な点で違いがあります。大きくは下の表にような違いがあります。切開法には「全切開法」と「部分切開法」がありますが、より一般的な全切開法との比較です。

埋没法はまぶたに糸を埋め込む手術と説明しましたが、とりあえず目を開ける筋肉やその近くの組織と皮膚を糸で結んでおけば二重まぶたになります。

しかし、これまで色々な医師がいろいろな糸の止め方を発表してきたため、色々な種類の埋没法が出て来たのです。

現在では各クリニックでそれぞれの糸の止め方に独自の名前を付けている事によって、非常に分りにくくなっているのが現状ですが、大きく分けると以下の３タイプに集約され、それぞれメリット・デメリットがあります。

２－１．一番オーソドックスな2点止めや3点止め

2点止めや3点止めと言われる方法が一番オーソドックスで幅広く行われています。オーソドックスだから昔の方法で古くてダメだとか、効果が薄いと言う訳ではありません。一番バランスの取れた方法です。

ほとんどのクリニックでは1本の糸で１つの結び目を作りこれを１点と呼んでいます。この１点の糸の通し方もクリニックによって違います。

このような糸の通し方を１点と呼んでいるクリニックが多いです。

しかし、「点」と言うのに定義はなく、以下のようなものを１点とか２点と呼んでいるクリニックもあります。

２－２．取れにくい埋没法

埋没法はどうしてもいつか緩んでくるので、糸の本数を増やしたり、糸を絡めたりする事によって取れにくくする方法が考えられました。

２点止めなどに比べて、これらの取れにくい方法ではどうしても手術後の腫れが出やすい、抜糸が難しい、という特徴があります。具体的には以下のような2つの方法がありますが、他にも様々な方法があります。

取れにくい方法を行っているクリニック

• リッツ美容外科：SMK法
• 大塚美容外科：フォーエバーブリリアント埋没法
• 湘南美容外科：フォーエバー二重術
• 渋谷高野美容医院（当院）：ダブルクロス二重手術

２－３．糸が目立ちにくい埋没法

埋没法は糸を結んで、まぶたの中に埋め込まなければなりません。人によってはこの糸の結び目が膨らんで気になってしまう場合があります。

これに対応する方法として、糸の結び目をまぶたの裏側（眼球側）に持ってくる方法があります。

この方法は糸がまぶたから見えにくく目立ちにくいと言うのが特徴です。欠点は抜糸が難しい、万が一糸が出て来た場合に眼球側に出てくるので痛みがひどい、という事があります。

糸の結び目を裏側で作る方法を行っているクリニック

• もとび美容外科：エステティックアイ
• 湘南美容外科：クイックコスメティーク法
• ヘレネビューティクリニック：クイックコスメ法
• 渋谷高野美容医院（当院）：ナチュラルコスメ二重手術

切開法には「全切開法」と「部分切開法」があります。全切開法は二重ラインになるところ全部（３㎝程度）を切開する方法で「部分切開法」は１㎝程度の傷を作って二重まぶたを作る方法です。

部分切開法でも、より小さい１㎝弱の傷を２か所で行うクリニックもあるようです。

３－１．全切開法

全切開法はまぶたを３㎝ほどメスで切って、二重まぶたを作る方法です。糸で止める埋没法よりもしっかりした二重まぶたが出来上がりますので、非常に取れにくくなります。また、同時にたるんだ皮膚を切ってラインを調節したり、目の開きを調節して黒目を大きく見せたりすることも可能です。

欠点としては、まぶたに傷が残る事（目立ちにくくなるまで半年～１年必要）や腫れや内出血が長引く事です。

３－２．部分切開法

全切開法のように３㎝も切開せずに１㎝程の傷で二重まぶたを作る方法です。全切開法に比べて傷が小さいのですが、二重まぶたの持続としては弱くなります。

全切開のように皮膚のたるみを取ったり、目の開きを大きくしたりする事は基本的に出来ません。

二重整形の種類を選ぶときには、色々な評価基準で選択すると思います。まず、切開法にするか埋没法にするかは傷ができる・出来ないと言う点、腫れや内出血の期間が大きく違うと言う点で、選択に迷っている方は少数です。

中でも、埋没法の種類で迷われている方が多いです。実際にはどの方法でも二重のラインは出来ますので、どの方法を選んでもいいと思います。私の個人的な意見としては、以下のような理由からいい、埋没法を受けるのであればオーソドックスな2点止めや3点止めを受けるのが良いと思います。

• 全てがスタンダードで総合的に優れている（だからこそ、多くのクリニックで採用されている）
• どこのクリニックでも対応していると言う利便性（抜糸がしたくなっても対応できるクリニックが多い）
• 費用が妥当（多くのクリニックが行っているので費用が妥当なところで落ち着いている）

その他の方法は、何か特徴を持たせています。それらの特徴にメリットを感じる場合は、「持ちがいい方法」や、「糸が目立ちにくい方法」を選んでください。しかし、デメリットもある事を忘れないでください。全てにおいて完璧な方法と言うのは存在しないので、クリニックの広告にはだまされないようにしましょう。

二重整形に必要な費用は手術代金と麻酔代金位ですが、麻酔代金が別途表示されている場合と手術金額に含まれている場合があります。埋没法の麻酔で数千円、切開法の麻酔で数千円～数万円別途で請求される場合があります。

５－１．埋没法の費用

2点止めの費用

オーソドックスな2点止めの費用です。

１２個のクリニックから調べています。最安値は47,500円、最高値は128,330円、平均は83,219円でした。

注：非常に安い値段で表示してあるものは除外しました。なぜならば、実際に行ってみる高いものを勧められる場合がほとんどだからです。

５－２．二重の持続が長い方法や目立ちにくい方法の費用

2点止めなどではなく特殊な埋没法の費用

最安値は120,000円、最高値は191,560円、平均は146,527円でした。

全切開法の費用

こちらも12個のクリニックから調べています。

最安値は191,560円、最高値は360,000円、平均283,833円でした。

部分切開法の費用

最安値は200,000円、最高値は300,000円、平均254,000円でした。

二重整形の費用については「二重まぶた整形の値段の相場と値段が違う場合5つの理由」をお読みください費用の相場はもちろん別途必要な費用やクリニックによって価格差がある理由などを詳しく、分りやすく解説しています。

二重整形の種類には方法として埋没法や切開法があり、その中でもいくつかに細かく分かれます。クリニックによって色々名前を付けたり、具体的な方法を示していなかったりするので非常に分りにくいのが現状ですが、この記事をご理解いただければ何が違うのか、自分の希望としているものはどの方法なのかが分ると思います。是非この記事を参考にして自分に合った方法を考えてみて下さい。