二重まぶたの整形を受ける際に、「友達や家族、職場の同僚にばれないか…」というのは、皆さんがとても気にする問題ですよね。なるべく「周囲にばれずに手術を受けたい」という方が多いでしょう。
実は埋没法の場合、ばれることはほぼありません。切開法でもある程度の期間がたっていれば、ばれることは少ないです。しかし、場合によってはばれてしまうケースもあります。そのため、どういった場合に周囲の人にばれてしまうのか事前に知り、対策を打つことが重要です。
このページでは、二重まぶたの手術を受けた後に、ばれてしまう理由と、その対処法をお教えいたします。
ばれてしまう場合のパターンを知っておけば、ばれない方法で手術を受けたり、手術前や手術後にばれないような工夫ができたりするはずです。
このページを読んでから手術に臨めば、周囲の人にばれずに二重にすることが可能になります。これから二重まぶたの手術を受ける方はぜひ参考にして下さい。
目次
1.二重整形がばれる理由とばれるパターン
二重整形が他の人にばれてしまうのはいくつかのパターンがあります。そのパターンを知る事で、事前にばれる事を避けたり手術を受けるかどうかの決定が出来ます。
また、二重整形には糸で簡単に行う「埋没法」と言うものと、皮膚を切って行う「切開法」と言うものがあります。
埋没法とはまぶたに糸を埋め込んで二重まぶたのラインを作る方法です。簡単に二重まぶたが作れますが、糸が徐々にゆるんできてしまいます。
切開法とはまぶたをメスで切って強い二重まぶたを作り、二重が取れる頻度は少ない方法です。
埋没法に関してより深く知りたい方は「二重埋没法を受ける前に必ず読んでおくべき埋没法のすべて」をお読みいただくと、方法や合併症、失敗、費用などが詳しく分ります。切開法に関しては「二重まぶた切開法を受ける前に知っておきたい知識のまとめ」をお読み頂くと切開法の全てがご理解いただけます。
1-1.埋没法がばれるパターン
埋没法は非常に人気のある手軽な手術です。日本では二重整形の8-9割が埋没法で行われています。
1-1-1.手術後1週間以内のばれるパターン
・腫れが出てばれる
埋没法の手術後はどうしても腫れが出てしまいます。軽度の場合もありますが、目立つ場合は人に会うとばれてしまいます。
・内出血が出てばれる
腫れが出なくても内出血(青アザ)が出る事があります。これが出ているとどうしたの?という事になってしまいます。
・以前と違うのでばれる
当たり前ですが、腫れや内出血がほとんどなくても、二重にしているので(依然と違う目なので)ばれる事はあります。
1-1-2.時間が経っているのにばれるパターン
・糸の膨らみが見えてばれる
埋没法では糸を皮膚の下に埋め込みます。埋め込んだ糸の結び目がポコッと膨らむことがあります。
糸の膨らみが目立つ場合の動画
糸の膨らみが目立たない場合の動画
・傷跡が見える、傷跡が凹んで見える
埋没法の傷跡はほとんど分らないようにキレイになります。しかし、糸を入れた部分が傷と言うよりも皮膚が凹んで見える事があります。目を開けているときよりも、半開きや下を向いているときに見えます。
通常、これを指摘する人はほとんどいませんが、ばれる可能性はあります。(ちなみに私の目です)
1-2.切開法でばれるパターン
・腫れや内出血でばれる
切開法の二重まぶた手術を行うと、絶対に腫れや内出血が出ます。1-2週間は目立ちますのでばれる可能性が大きいです。下の写真は手術後6日目の抜糸直後の開眼時と閉眼時です。
・傷があるのでばれる
少なくとも3か月くらいは傷が目立ちます。長い人だと1-2年ほどで改善してきます。手術後1週間後(抜糸後)からはお化粧が出来るので、ごまかせますが、目立つ場合がありばれる可能性があります。
・以前と違うのでばれる
手術前と手術後では違う目になっています。ですので、どうしてもばれる可能性はあります。
2.ばれにくいようにする方法
では、どのようにすればばれないのか。ばれるパターンによって解決策が違ってきます。
2-1.手術後の腫れや内出血をばれないようにする方法
人に合わないようにする
やはりばれたくないのであれば、きちんと時間を取って手術の予定を立てる事は重要です。内出血や腫れが出ている間は家にいるのが一番ばれません。
埋没法であれば2-4日(手術するクリニックにもよる)、切開法であれば7-10日お休みがあった方が無難です。
メガネやサングラスをかける
メガネをかけるだけでも腫れや内出血が分りにくくなります。黒のフチの太いものがお勧めです。
出来るだけ冷やして腫れを予防する
手術当日は冷やすのがポイントです。アイスノンにガーゼやハンカチを巻いて冷やしましょう。キンキンに冷やし過ぎると逆に腫れますので手の空いた時に冷やすようにして下さい。
寝すぎると腫れる
目の周りはむくみが出やすい部分です。横になって休んでいると目が腫れやすくなります。椅子に座って休むとか、寝る時も枕を少し高くして寝ましょう。
2-2.手術後しばらくたった状態
2-2-1.埋没法の糸がふくらんでばれるパターンの解消法
埋没法はほとんどのクリニックでは、糸を皮膚側で結んで手術を行います。その糸の結び目は基本的にはほとんど見えなくなります。しかし、場合によっては皮膚から透けてポコッと膨らんで見える事があるのです。
膨らみが出てしまうと自力で解消する事は難しです。通常は時間とともに目立ちにくくなりますが半年ほどかかりますし、必ず分らなくなるわけではありません。どうしても気になる場合はやり直すこともできますが、再度膨らみが気になってしまう場合もあります。
糸の膨らみを避けるためには、糸の結び目をまぶたの裏側に持ってくる方法があります。この方法は見た目に糸の膨らみが皮膚の表面から見える事はありませんが、欠点もあります。二重の持続が短い可能性、抜糸が難しくなる可能性があります。
また、手術の時に糸の結び目が奥に入るように強く結ぶと言う方法もありますが、腫れがひどくなったり、二重の持続が短くなる可能性があります。
ばれない事も重要ですが、医師とのカウンセリングで自分の希望をしっかり伝えて、長期的に見てどの様な方法がいいのか一緒に考える事が重要です。
2-2-2.傷跡や傷の凹みでばれるパターン
これが起こらないようにする事は非常に難しいですが、手術後3ヶ月から半年ほどで目立たなくなります。その間はお化粧などでごまかしてください。
3.まとめ
二重整形、特に埋没法に関しては基本的にはばれません。アイプチやアイテープよりはよっぽど目立ちません。
しかし、ドクターが見たり詳しい人が見たりすると少しの特徴でもばれる可能性もあります。ですので、とにかくばれない事を最優先させるのであればご紹介したような、まぶたの裏側で糸を結ぶ方法もあります。
どこまでが自分で許容できる範囲かどうかを考え手術の選択をなさってください。
また、埋没法・切開法の費用相場ですが、埋没法8-10万円、切開法30万円前後です。腫れや内出血、希望通りに行くかどうかなど、よく考えてから手術を受けましょう。