二重まぶたの整形手術は、女性はもちろんのこと、男性にもかなり一般的に行われています。
そのため、男性が手術をする場合はどのくらいの変化がでるのか、希望通りの二重にしてもらうことは可能か、周囲の人にはバレないのかなど、男性の二重整形に関する情報をお探しの方も多いでしょう。
特に最近は、メンズ専門クリニックもあるので、どのクリニックでどのドクターに手術を依頼するべきなのか、お悩みの方もいると思います。
また、男性の場合は女性と違い、お化粧で腫れや内出血や傷跡をごまかすことができません。そのため、手術後のケアや注意点が重要になってきます。
そこで今回は、二重まぶたの整形手術をする際に知っておくべき情報をすべてお教えいたします。
手術を受けてから後悔することがないように、まずはこのページを読んで、正しい知識を持ったうえで美容クリニックでのカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
目次
1.男性の二重整形と体験談
男性と女性で二重整形の方法に違いはありません。目を開けている状態ではほぼ分りません。下は埋没法の手術の効果です。
とは言っても、男性の中には二重整形をやりたくても抵抗感のある方や心配な方は多いと思います。確かに、二重整形を受ける方はほとんどが女性ですが、5-10%は男性ですし、当院のような個人クリニックにも来てくださいます。男性だからと言って、遠慮することはないのです。
しかし、手術後にメイクをする女性と違い少し注意点がありますので、2章で詳しく解説します。
2.男性が二重整形を受けるときの特徴
2-1.手術後の腫れや内出血がメイクでごまかしにくい
手術後には多少の腫れや内出血が出る事があります。埋没法と言う簡単な方法で行っても数日間は腫れたり、内出血が出たりする事があります。
女性であればお化粧で幅をごまかしたり、内出血を隠したりできるのですが、男性では難しくなります。ですので、4章で紹介するばれにくくするテクニックを読んで参考にして下さい。
2-2.手術の跡がメイクでごまかしにくい
切開法と言う切って二重にする方法であればしばらくは傷が目立ちます。埋没法と言う糸で簡単に二重にする整形方法でも、手術後に糸が皮膚から透けて見える事があります。
これもお化粧する女性と男性ではごまかしやすさが違います。
2-3.仕上がりに関する注意点
男性では普段お化粧をせず、アイプチやアイテープを使用している方も女性に比べ少ないです。ですので、手術前と手術後の差が激しく感じてしまう場合があり得ます。事実、当院ではあまり広い二重を好まれる方は少なく、奥二重や末広型と言われる二重まぶたを希望される男性が多いです。
もちろん希望の幅で手術を行う事が一番ですので、手術前に医師としっかりカウンセリングを行って幅を決めましょう。
また、自分でシミュレーションする方法もあります。
①細い針金かクリップを用意する
細い針金かクリップを用意してください。写真のように少し曲がっているとちょうどいいです。
②まぶたに押し当てて二重を作る
まぶたに押し当てて、そのまま目を開けます。基本的には片目だけ閉じて行いましょう。これで二重になっているはずです。広すぎる場合はまぶたの抑える位置をまつ毛よりに、もっと広くする場合は眉毛よりを抑える事でラインを変える事が出来ます。
2-4.絶対に避けた方がいいポイント
手術後は腫れが出るので、少なくても2-4日はお休みを取っておくべきです。腫れない二重手術と言って宣伝しているクリニックもありますが、必ず腫れないわけではありません。
腫れない人も多くいますが、腫れる人もいるのです。ですので、宣伝につられてお休みを取らずに手術を受けて後悔しないようにお休みは取っておくべきです。
3.男性が手術後にバレないようにするテクニック
やはりお化粧をしない男性は二重整形をバレないようにごまかすのに悩まれている方が多いです。そこで、バレにくくするようなケアやポイントを解説します。
3-1.手術後のケア
男性の中にはめんどくさがりな方もいます。手術後にケアを怠り、腫れや内出血がひどくなってしまうと、ごまかすのも難しくなります。出来るだけきちんとしたケアを行い、腫れや内出血の程度を低く抑えましょう。
・手術後は軽く冷やす(1-2日)
手術後1-2日は軽く冷やした方が腫れや内出血が抑えられます。帰宅した後も、アイスノンをハンカチなどで包み、まぶたを冷やしましょう。
*キンキンに冷やし過ぎると逆に腫れる事もあるので、ハンカチなどで包んでから冷やすのがポイントです。
・出来るだけ横にならず顔を上げておく(1-2日)
横になっていると顔やまぶたがむくんで腫れてきます。帰宅後は出来るだけ椅子に座って休むようにしましょう。お休みになる時も高めの枕を使いましょう。
・入浴で温まり過ぎない(1-2日)、お酒は控える(出来れば1週間)
身体を温めると循環が良くなり腫れも大きくなります。お酒も腫れを大きくします。特に手術後1週間はお酒をたくさん飲むと腫れが出やすくなります。
3-2.腫れや内出血をごまかす方法
腫れや内出血にいくら気を付けても、ある程度は出てしまいます。そこで、以下のような方法でバレにくくごまかす事が出来ます。
・フチの太いメガネをかける
メガネをかけるだけで意外と目立ちにくくなります。出来ればフチの太いメガネの方が目立ちにくいです。
・コンシーラー(化粧品)でカバーする
内出血はコンシーラーで結構ごまかせます。ドラッグストアで簡単に手に入ります。使い方もコンシーラーを塗ってから指で何度が叩くだけですのですぐに出来ます。
内出血が出た場合は試してみて下さい。ただし、コンシーラーは針の穴が完全に塞がる手術後2日より使用するようにしましょう。
3-3.二重のラインや手術方法で選択する
二重のラインを決める時は希望のラインで行うのが一番ですが、迷っている場合やバレにくいラインを求めている場合は以下を参考にして下さい。
・幅が狭いラインの方が腫れは出にくく、ばれにくい
狭いラインの方が手術後に腫れは出にくいです。また、腫れが落ち着いてからも幅が狭い方が整形したと分りにくくなります。
・結び目がまぶたの裏側になる方法を選ぶ
男性はお化粧しないので、まぶたから糸が透けて見える場合でもごまかすのが難しくなります。皮膚から透けて見えるのは糸の結び目なのですが、この結び目を皮膚側ではなく、まぶたの裏側に持ってくる方法もあります。この場合は、結び目が透けて見える事はありません。
バレにくい方法で行った状態です。目を閉じてもほとんど分りません。
右目(向かって左)のみ手術しています。
*手術後はメイク等をした状態です
4.男性の二重整形の方法と費用
4-1.二重整形には埋没法と切開法がある
二重整形には埋没法と言って糸をまぶたに埋め込む事によって二重のラインを作る埋没法とまぶたを切って二重のラインを作る切開法があります。
手術の種類によって二重まぶたの持続期間や手術後の腫れ、費用などが変わってきます。
日本では二重整形をする人の8-9割が埋没法を行っていると言われています。切開法には全切開法と部分切開法がありますが、メインは全切開法です。
埋没法について詳しくご覧になりたい方は「二重埋没法を受ける前に必ず読んでおくべき埋没法のすべて」、切開法について知りたい方は「二重まぶた切開法を受ける前に知っておきたい知識のまとめ」、部分切開法について知りたい方は「「部分切開法」の特徴・向いている人・他の二重手術との比較」をお読みください。手術のの方法から特徴、腫れなどのダウンタイム、費用などご理解いただけます。
4-2.二重整形の費用
男性の二重整形も女性の二重整形も手術の方法や使う材料などは同じです。ですので、ほとんどのクリニックで男性も女性も同じ料金で行われています。
埋没法の費用の相場は約8万円
埋没法には糸の止め方によって色々なパターンがあります。通常最も多く行われている2点止めと言う方法では、費用は平均8万円でした。12個のクリニックより調べています。
切開法の費用の相場は約28万円
切開法には部分切開法と全切開法がありますが、メインでよく行われている全切開法の相場は28万円でした。これも12個のクリニックから調べています。
5.クリニックの選び方
最近は男性の整形も増えてきており、「男性専門」を広告しているクリニックもあります。クリニックで女性に会いたくないと言うような方は、男性専門のクリニックを訪れてみるのもいいと思います。
しかし、二重瞼の手術は男性の要望にも女性の要望にも応えられて、常に両方の手術を経験している医師の方が経験も豊富になりますのでお勧めです。
6.まとめ
いかがでしたか?男性の二重整形は手術後にバレるかどうかや、費用など気になる事は多いと思います。この記事を少しでも参考にして二重整形について考えてみて下さい。