鏡や写真などを見たときに、自分が二重あごになっていて、ショックを受けたことはありませんか?
痩せている方でも二重あごになっていると、太って見えてしまいますし、老けた印象にもなってしまいますよね。
そのため、二重あごを解消する方法をお探しの方も多いと思います。
実は、二重あごは肥満や脂肪だけのせいではなく、骨格や姿勢、顔や首の筋肉と皮膚のたるみ等も影響している場合があります。
そこで、今回は、二重あごの原因と、すぐに実践できる二重あご解消法をお伝えしていきます。
また、美容クリックで行われている、二重あごに対する治療法もご紹介します。
二重あごを気にされている方は、まずは、日常で実践できることから始めてみましょう。
目次
1.なぜ二重あごになってしまうのか?
二重あごに見える原因は一つではありません。原因として以下のようなものがあります。
- 脂肪が多い
あご下のお肉をつまんで、1.5㎝以上ある場合はそれなりに脂肪が付いていると考えられます。
- 皮膚のたるみ
年齢とともに皮膚はたるんできてしまいます。35歳以上であれば少なからずたるみの影響はあるでしょう。
- むくみ
- 筋肉を使わない事
- 生まれつきの骨格
原因が1つの場合もあれば1つとは限らない場合もあります。自力で改善できるものは、むくみによるものと筋肉を使わない事によるものです。また、脂肪によるものはダイエットすれば改善できます。
たるみによるもの、骨格によるものは美容整形を行わないと改善が難しくなります。
2.自力で二重あごを解消する方法
自力で解消出来る二重あごは「むくみがある」「筋肉を使わない事によるたるみ」「脂肪によるもの」です。
2-1.二重あごを解消するマッサージ方法
よく足がむくんで太くなる事がありますよね。朝起きると顔がむくんでいることもありますね。フェイスラインや顎の下がむくむことがあってもおかしくありません。しかも、脂肪が多いとむくみやすくなります。
デスクワークが多く同じ姿勢でずっといると筋肉も使わないのでリンパの流れも悪くなります。
首にあるリンパ節の流れを良くすることで、むくみが改善されて、二重あごが解消されやすくなります。
ポイントは、フェイスラインから首や鎖骨へ向かって、リンパを流すイメージでマッサージすることです。力を入れて強くこすってしまうと、皮膚へ負担がかかるので、優しくなぞるように行いましょう。
<マッサージの方法>
- 耳たぶの前や後ろを指の腹でもみほぐすようにマッサージします。
- 耳たぶから首の方へ、真下に向かって指の腹でなぞるようにマッサージします。
- 首から鎖骨までなぞり、鎖骨まわりももみほぐすようにマッサージします。
<マッサージの回数とタイミング>
1日1〜2回、1回5分間程度行ってください。入浴中や洗顔後のスキンケアの際に、クリームを塗ってから行うと、リンパの流れも良くなり、摩擦によるお肌への負担も少なくなります。
2-2.二重あごを解消するエクササイズ方法
体重が変わっていなくても筋肉を鍛えると引き締まりますよね。普段使っていない顔や首の筋肉を使い鍛える事で二重あごの改善にもつながります。
また、筋肉が動くことによりリンパの循環を促します。ずっと同じ姿勢でいて動かなかったりするとむくみにもつながります。
頬や、口まわり、あご下、首の筋肉の緩みや衰えを改善することで、フェイスラインが引き締まり、二重あごの解消につながります。
ポイントは、顔や首の筋肉の動きを意識しながら、1つずつの口の形を大きく作りましょう。
<エクササイズの方法>
- 背筋を伸ばした姿勢で、「あ、い、う、え、お」の口の形を1個ずつゆっくりと、大きく作ります。頬や首の筋肉まで動くように意識しながら行いましょう。
- 再び、背筋を伸ばし、首を上に向け、その状態で舌を真上にできるだけ突き出します。10秒キープしたら力を抜いて舌を戻し、首ももとに戻します。
<エクササイズの回数とタイミング>
目安は1日2〜3回程度です。①と②でワンセットとして、テレビを見ている時のCM中や、入浴中、朝晩の洗顔後など時間が空いた時に行ってみて下さい。毎日継続することで段々と頬やあご下の筋肉が引き締まってきます。
2-3.ダイエットで二重あごを解消する方法
脂肪が付いている場合は、ダイエットをするか美容クリニックにお願いするしか方法はありません。
あご下の脂肪だけを減らすダイエットと言うのは残念ながら存在しませんので、体重を減らす事が目的になります。マッサージやエクササイズと並行しながらダイエットしてください。
3.美容クリニックで二重あごを解消する方法
脂肪によるもの、たるみによるもの、筋力低下によるもの、骨格によるものの一部に対応できます。ほとんどの方法が脂肪とたるみを対象にした施術になります。
3-1.レーザーを使う、注射をする
体の外側から当てるレーザーがあります。正確な言葉の定義はレーザーではありませんが、代表的なものはラジオ波(RF)や超音波です。いずれも熱を与えて脂肪を減少させる目的です。有名なものは「サーマクール」「ウルトラアクセント」「テノール」などがあります。回数を重ねなければいけませんが、ダウンタイムと言われる回復期間も必要としません。
脂肪溶解注射で脂肪を小さくする方法もあります。注射の薬剤によって効果や腫れ具合も違いますが、レーザーよりも効果がしっかり出ます。詳しく知りたい方は「手術は嫌だ!脂肪溶解注射(顔)の効果・リスク・種類」をお読みください。
3-2.美容整形手術をする
脂肪が主な原因の場合は脂肪吸引や体の中に当てるレーザーを行います。たるみが主な原因の場合はリフトアップ手術を行いますが、糸で引き上げるタイプと皮膚を切って引き上げるタイプがあります。体の中に当てるレーザーは水に吸収される波長のレーザーを照射することにより、エネルギーが熱に変換されて周囲の組織に損傷を与えます。「スマートリポレーザー」や「アキュスカルプ」などがあります。行った後のケアは必要ですが、傷跡がほとんど見えなくなります。腫れなどが出た場合は、回復期間は1週間を目安とします。
より詳しく知りたい方は「【二重あごを美容整形で解消する】種類・特徴・リスクの解説」をお読みください。
その他の特殊な場合として、筋肉のたるみがある場合は、あご下に縦スジが2本出てきます。この場合はたるんだ筋肉を縫い縮める手術をする必要があり、顎の下を切開します。
骨格の問題で、あごが小さくて二重あごに見える場合は顎を出す手術があります。
4.まとめ
二重あごの解消方法について解説しました。自分でできる方法や日常生活で気を付ける事もあります。しかし、効果を出そうとすると美容整形に頼る必要が出てきます。ご自分の希望やライフスタイルに合ったものを試してみてください。