最近、
「裏ハムラに皮膚切除を組み合わせる方法があると聞きました」
「表ハムラよりリスクが少なくて、皮膚のたるみも取れるなら、一番いい方法なのでは?」
と聞かれることがあります。
確かに、裏ハムラ+皮膚切除にはメリットがあります。
裏側から脂肪を移動しながら、表側では余った皮膚を切除することで、通常の裏ハムラだけでは対応しにくい皮膚の余りや小じわにもアプローチできます。
しかし、
「裏ハムラ+皮膚切除=表ハムラ」ではありません。
特に年齢が上がり、皮膚だけではなく眼輪筋や頬まで変化している場合には、表ハムラだからこそ改善しやすい部分があります。
この記事では、
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裏ハムラ+皮膚切除とはどんな手術なのか
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なぜ注目されているのか
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表ハムラとの違い
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年齢が上の方ではなぜ表ハムラが有利になることがあるのか
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どのように術式を使い分けるのか
を詳しく解説します。
目次
- 動画でも詳しく解説しています
- まずは3つの手術方法を理解しましょう
- なぜ裏ハムラ+皮膚切除が注目されているのか?
- 年齢が上がると裏ハムラだけでは改善しにくくなる3つの理由
- 表ハムラは、この3つを改善する方向に働く
- では「裏ハムラ+皮膚切除」はどこまで改善できる?
- 裏ハムラ+皮膚切除でもミッドフェイスリフトはできる?
- 術後に凹みが気になる場合はヒアルロン酸などで調整する方法もある
- 3つの術式を比較すると
- 年齢だけで手術方法を決めるわけではありません
- 裏ハムラ+皮膚切除が向いている人
- 表ハムラが向いている人
- 「技術があれば外反は絶対に防げる」は正しい?
- 結局、どの手術が一番いいのでしょうか?
- 美容医療では「どこまで治したいか」が重要
- まとめ
動画でも詳しく解説しています
今回のテーマはYouTubeでも詳しく解説しています。
文章では分かりにくい手術方法の違いや、「裏ハムラ+皮膚切除」と「表ハムラ」をどのように使い分けているのかについて、動画で詳しく説明しています。
裏ハムラ+皮膚切除が注目されている理由・表ハムラとの違い
記事とあわせてご覧いただくと、より分かりやすいと思います。
まずは3つの手術方法を理解しましょう
目の下のたるみ治療を考える際には、
-
裏ハムラ
-
裏ハムラ+皮膚切除
-
表ハムラ
の違いを理解しておくことが大切です。
裏ハムラ法
裏ハムラ法では、下まぶたの裏側にある結膜からアプローチします。
目の下で前方に突出している眼窩脂肪を、その下にある凹みへ移動することで、
「目の下の膨らみ」と「その下の凹み」
を同時に改善することを目的とした手術です。
表面の皮膚を切らないため、皮膚に傷が残らないことも大きなメリットです。
一方、皮膚そのものを切除する手術ではありません。
そのため、が皮膚の余りや小じわが強い場合には、目の下の形が整っても皮膚のたるみ残ることがあります。
表ハムラ法
表ハムラでは、まつ毛のすぐ下を切開し、表側から手術を行います。
脂肪を移動して膨らみと凹みを整えるだけではなく、
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余った皮膚を切除する
-
必要に応じて眼輪筋を引き上げる
-
頬の組織を引き上げる
といった操作を行うことができます。
つまり表ハムラは、
目の下だけではなく、下まぶたから頬にかけての加齢変化をまとめて治療しやすい
という特徴があります。
裏ハムラ+皮膚切除
裏ハムラ+皮膚切除は、その中間的な方法です。
脂肪移動については通常の裏ハムラと同じように結膜側から行い、その後、必要な範囲の皮膚だけを表側から切除します。
つまり、
眼輪筋などへの操作をできるだけ少なくしながら、余った皮膚にも対応する
という考え方です。
なぜ裏ハムラ+皮膚切除が注目されているのか?
大きな理由の一つが、
下まぶたが下方向へ引っ張られるリスクをできるだけ抑えながら、皮膚切除も行いたい
というニーズです。
表ハムラでは、皮膚の下にある眼輪筋などを通って深い部分へアプローチします。
術後の炎症や瘢痕、拘縮などによって下まぶたが下方向へ引っ張られると、
-
下まぶたが下がる
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たれ目のようになる
-
白目が見えやすくなる
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外反する
といったことが起こる可能性があります。
もちろん、表ハムラを行った方に頻繁に外反が起こるわけではありません。
しかし一定のリスクがあるため、
「できるだけ表側の組織を触らずに治療したい」
という場合に、裏ハムラ+皮膚切除が選択肢になります。
それなら全員「裏ハムラ+皮膚切除」でよいのでは?
ここが非常に重要なところです。
裏ハムラ+皮膚切除にはメリットがありますが、
表ハムラでなければ十分に治療しにくい加齢変化もあります。
特に年齢が上がった方では、単純に「皮膚が余っている」だけではありません。
私は、年齢が上の方に裏ハムラを行う場合に考えておきたいポイントとして、大きく3つあると考えています。
年齢が上がると裏ハムラだけでは改善しにくくなる3つの理由
すべての方に3つとも当てはまるわけではありません。
しかし、年齢が上がるにつれて、次のような変化が組み合わさっているケースが増えてきます。
① 皮膚を切除しないため、小じわが目立つことがある
裏ハムラでは皮膚を切除しません。
目の下の膨らみを改善すると、今まで脂肪によって押し出されていた皮膚に余裕ができます。
若い方で皮膚の弾力が十分にあれば、皮膚がある程度収縮してくれます。
しかし、年齢とともに皮膚の弾力が低下している場合には、
膨らみはきれいになったのに、小じわや皮膚の余りが以前より気になる
ということがあります。

▲ 裏ハムラ後の症例
目の下の膨らみは改善していますが、脂肪による膨らみがなくなったことで、余った皮膚や小じわが目立ちやすくなっています。特に皮膚の弾力が低下している方では、このような変化がみられることがあります。
② チークトップが下がり、眼窩が大きくなることで「凹み」が大きく見える
年齢とともに変化するのは目の下だけではありません。
頬の高い位置にあったボリューム、いわゆるチークトップも少しずつ下がっていきます。
さらに加齢に伴う骨格の変化によって、眼窩も相対的に拡大する方向へ変化します。
すると、若い頃と同程度の目の下の凹みであっても、
目からチークトップまでの距離が長くなることで、凹みがより深く見えやすくなります。
裏ハムラによって眼窩脂肪を凹みに移動すると、tear troughなどの段差は改善できます。移動した脂肪でチークも上がったように見えます。
軽度であればそれでいいのですが、下がってしまった頬のボリュームそのものを大きく上へ移動させる力には限界があります。
そのため年齢が上の方では、
「脂肪移動はきれいにできているのに、目の下が凹んで見える」
ということがあります。
③ 凹みを覆っている皮膚自体が薄くなり、凹みが強調される
もう一つ重要なのが皮膚の変化です。
年齢とともに、目の下の皮膚は薄くなり、弾力も低下します。
すると同じ程度の凹みであっても、その上を覆っている皮膚が薄いため、
「凹みがより強く見える」ことがあります。
つまり、目の下の凹みは単純に「脂肪が足りないから凹んでいる」という問題だけではありません。
その上を覆っている皮膚の状態も、見た目に大きく影響します。
表ハムラは、この3つを改善する方向に働く
ここが表ハムラの大きなメリットです。
表ハムラでは、単に眼窩脂肪を移動するだけではありません。
皮膚切除・眼輪筋リフト・ミッドフェイスの引き上げ
を組み合わせることができます。
そのため、先ほど説明した①~③の加齢変化に対して、それぞれ違った方向からアプローチできます。
① 小じわ・皮膚の余りに対して皮膚切除ができる
表ハムラでは、余った皮膚を適切な量だけ切除できます。
これにより、
-
余った皮膚
-
小じわ
-
薄く弾力を失った皮膚
を減らす方向に治療できます。
余剰皮膚を切除することで、その下側にある比較的厚みのある皮膚が上方向へ移動します。
そのため単に「皮膚を少なくする」というだけではなく、
目の下を覆う皮膚そのものの質感を改善する方向にも働きます。
これが先ほどの①と③を改善する方向につながります。
② チークトップを上げることで、凹みを目立ちにくくする
年齢が上の方では、
「目の下の脂肪をどこへ動かすか」
だけではなく、
その下にある頬のボリュームを、どこまで眼窩縁の近くへ持ち上げられるか
も重要になります。
下の症例では、術前は目の下から頬の高い位置までの距離が長く、目の下の凹みが目立ちやすい状態でした。

▲ 表ハムラ法により目の下の治療と同時に頬側をリフトアップした症例。頬の高い位置(チークトップ)が上がることで、下まぶたから頬までの距離が短くなり、目の下から頬にかけてのラインが滑らかになります。
表ハムラでは、必要に応じて眼輪筋を引き上げたり、ミッドフェイス方向の組織を持ち上げたりすることができます。
チークトップをより眼窩縁の近くまで移動させることで、目の下と頬との距離が小さくなり、目の下の凹みを単純に「埋める」のではなく、頬側を近づけることで凹みを目立ちにくくすることができます。
これは、特にチークトップが下がっている年齢層では重要な考え方です。
③ 薄くなった目の下の皮膚を減らす
年齢とともに、目の下の皮膚は薄くなり、弾力も低下していきます。
すると、同じ程度の凹みであっても、その上を覆っている皮膚が薄いため、骨格や内部の凹凸が目立ちやすくなります。
表ハムラでは、薄く余った皮膚を適切に切除し、その下側にある比較的厚みのある皮膚を上方へ移動させることができます。

▲ 表ハムラ法の術前・術後。
余剰皮膚を切除し、比較的厚みのある皮膚が上方へ移動することで、目の下の皮膚の質感が変化し、凹凸も目立ちにくくなっています。
つまり、目の下の凹みを改善するときには、
「中にどのくらいボリュームがあるか」だけではなく、「そのボリュームをどのような皮膚が覆っているか」も重要
ということです。
これは、裏ハムラで脂肪を移動するだけでは得にくい、表ハムラのメリットの一つだと考えています。
表ハムラのメリットは「皮膚を切れること」だけではありません
表ハムラというと、
「皮膚を切る手術」
と理解されていることがあります。
しかし、特に年齢が上の方では、それだけではありません。
表ハムラのメリットは、
皮膚・眼輪筋・頬という複数の層を同時に調整できること
にあります。
つまり、
-
小じわを改善する
-
薄くなった皮膚を減らす
-
眼輪筋を引き上げる
-
チークトップを上げる
といった治療を組み合わせることができます。
そのため、皮膚のたるみや頬の下垂が強くなっている方ほど、表ハムラのメリットが大きくなることがあります。
では「裏ハムラ+皮膚切除」はどこまで改善できる?
裏ハムラ+皮膚切除でも、先ほどの①~③すべてに全く対応できないわけではありません。
特に、
① 小じわ・皮膚の余り
皮膚切除を行うため改善する方向に向かいます。
③ 薄く弾力の低下した皮膚による凹みの強調
余剰皮膚を切除し、周囲の皮膚が上へ移動するため、こちらも改善する方向に向かいます。
したがって、
①と③に対しては、通常の裏ハムラよりも裏ハムラ+皮膚切除の方が対応しやすくなります。
ただし、表ハムラほど広く皮膚や眼輪筋を動かすわけではないため、変化量は一般的に小さくなります。
裏ハムラ+皮膚切除でもミッドフェイスリフトはできる?
裏ハムラでも、方法によってはミッドフェイス方向のリフトを追加することは可能です。
そのため、
裏ハムラ+皮膚切除+ミッドフェイスリフト
という考え方もあります。
これによって②の、
チークトップが低下しているために目の下の凹みが大きく見える
という問題を、ある程度改善する方向に持っていくことができます。
裏ハムラにミッドフェイスリフトを追加した場合、実際にどの程度頬の位置が変化するのかについては、症例写真を用いて詳しく解説しています。
→「裏ハムラ+ミッドフェイスリフトは必要?単独との違い・効果・適応を症例で解説」
ただし、表側から広く操作できる表ハムラと比較すると、引き上げられる範囲や変化量には限界があります。
「頬までしっかり上げたい」という希望が強い場合には、表ハムラの方が適していることがあります。
術後に凹みが気になる場合はヒアルロン酸などで調整する方法もある
裏ハムラ+皮膚切除を選択した場合でも、
「手術後に目の下から頬にかけてもう少しボリュームが欲しい」
ということがあります。
その場合には、状態を見ながらヒアルロン酸などで補正する方法もあります。
つまり、
最初から大きな手術で最大限引き上げるのではなく、手術の侵襲を抑え、必要であれば後から微調整する
という考え方もできます。
美容医療では、
「最大限できることをすべて一度に行う」
ことが必ずしも正解ではありません。
どこまでの変化を希望するか、どこまでのリスクやダウンタイムを許容するかによって、治療方法は変わります。
3つの術式を比較すると
| 裏ハムラ | 裏ハムラ+皮膚切除 | 表ハムラ | |
|---|---|---|---|
| 目の下の脂肪移動 | ◎ | ◎ | ◎ |
| 表面の傷 | なし | あり | あり |
| 皮膚切除 | × | 〇 | 〇 |
| 小じわへの対応 | △ | 〇 | 〇 |
| 薄く余った皮膚への対応 | △ | 〇 | 〇 |
| 眼輪筋リフト | △ | △ | ◎ |
| チークトップの引き上げ | △ | △~〇 | 〇~◎ |
| 頬まで含めた改善 | △ | △~〇 | ◎ |
| 下まぶたへの侵襲 | 少ない | 比較的少ない | 大きくなりやすい |
| 向いている人 | 皮膚の余りが少ない | 皮膚の余りも気になるが侵襲を抑えたい | 皮膚・筋肉・頬までしっかり改善したい |
※実際の手術内容は患者さんの状態や術式によって異なります。
年齢だけで手術方法を決めるわけではありません
ここまで読むと、
「何歳から表ハムラにした方がいいのでしょうか?」
と思うかもしれません。
しかし、年齢だけでは決まりません。
例えば50代でも、
-
皮膚が比較的厚い
-
皮膚の余りが少ない
-
頬の下垂がそれほど強くない
-
小じわが多少残っても気にならない
-
目の下の膨らみと凹みを中心に改善したい
という方であれば、裏ハムラを選択することがあります。
反対に比較的若い方でも、皮膚の余りや頬の下垂が目立つ場合には、表側からの治療を検討することがあります。
重要なのは年齢ではなく、
実際にどの組織がどの程度変化しているのか
です。
実際に50代以上の方でも、皮膚の厚みや膨らみの大きさによって、裏ハムラ後に小じわが目立つ方と、あまり気にならない方がいます。
当院で裏ハムラを行った50代以上の10症例と、表ハムラ5症例を比較した記事もありますので、実際の症例写真を見ながら検討したい方はこちらも参考にしてください。
→「50代以上の裏ハムラ法症例10選と表ハムラ法5選の比較」
裏ハムラ+皮膚切除が向いている人
例えば、
-
目の下の膨らみと凹みがある
-
皮膚の余りも多少気になる
-
裏ハムラだけでは小じわが残りそう
-
表ハムラほど大きなリフトアップは必要としていない
- 頬が高く凹みは目立たなさそう
-
できるだけ表側の組織への操作を少なくしたい
-
下まぶたの位置が変化するリスクをできるだけ抑えたい
という方では、選択肢になります。
特に、
「表ハムラほど大きな変化は必要ないが、裏ハムラだけでは少し物足りない」
という場合に考えやすい方法です。
表ハムラが向いている人
一方で、
-
皮膚の余りが多い
-
小じわが強い
-
下まぶたの皮膚が薄くなっている
-
チークトップが下がっている
-
頬のたるみが強い
-
目の下から頬までしっかり滑らかにしたい
-
変化量を重視したい
という場合には、表ハムラのメリットが大きくなります。
特に年齢が上の方では、
「目の下だけを治す」というより、「目の下から頬までを一つのユニットとして治療する」
という考え方が重要になります。
「技術があれば外反は絶対に防げる」は正しい?
これもよく聞かれる質問です。
もちろん、手術技術は非常に重要です。
しかし、外反や下眼瞼後退は、
-
皮膚の切除量
-
下まぶたの緩み
-
骨格
-
眼輪筋の状態
-
術後の炎症
-
瘢痕・拘縮
など、複数の要因が関係します。
そのため、
「技術さえあれば絶対に外反しない」というものではありません。
重要なのは、外反を起こしやすそうな方を術前に評価し、必要に応じて術式を変更したり、予防するための処置を加えたりすることです。
また、リスクが高いと判断した場合には、表ハムラではなく裏ハムラ+皮膚切除を選択するという考え方もあります。
結局、どの手術が一番いいのでしょうか?
答えは、
患者さんによって違います。
裏ハムラ+皮膚切除は非常に便利な方法ですが、何でもできる手術ではありません。
裏ハムラには、
傷を表に作らず、目の下の膨らみと凹みを改善できる
というメリットがあります。
裏ハムラ+皮膚切除には、
裏ハムラのメリットを生かしながら、皮膚の余りや小じわにも対応できる
というメリットがあります。
そして表ハムラには、
皮膚だけでなく眼輪筋や頬まで含めて、加齢による変化をより大きく改善できる
というメリットがあります。
逆に言えば、
表ハムラほど大きな改善を必要としていない方にまで、必ず表ハムラを行う必要はありません。
美容医療では「どこまで治したいか」が重要
美容手術は、病気を完全に取り除く手術とは少し考え方が異なります。
多少の小じわが残っても、
「目の下の膨らみさえ自然に改善すれば満足」
という方もいます。
一方で、
「小じわもなくしたい」
「頬までしっかり持ち上げたい」
「目の下から頬までできるだけ滑らかにしたい」
という方もいます。
そのため、
最大限変化させることが、すべての患者さんにとって最善とは限りません。
改善したい部分と、許容できるリスク・ダウンタイムのバランスを考えて手術方法を選ぶことが大切です。
まとめ
裏ハムラ+皮膚切除は、
裏ハムラで脂肪移動を行いながら、余った皮膚を表側から切除する方法です。
通常の裏ハムラと比較すると、小じわや皮膚の余りにも対応しやすくなります。
特に年齢が上の方では、
-
皮膚を切除しないことによる小じわ
-
チークトップの低下や眼窩の変化によって凹みが大きく見える
-
薄く弾力を失った皮膚によって凹みが強調される
という3つの問題が起こることがあります。
すべての方にこの3つがあるわけではありません。
しかし、これらの変化が強い場合には、脂肪移動だけでは十分な改善が得られないことがあります。
表ハムラでは、
皮膚切除によって①と③を改善する方向に治療し、眼輪筋リフトやミッドフェイス方向の引き上げによって②を改善する方向に治療できます。
これが、特に年齢が上の方で表ハムラを選択する大きなメリットです。
一方、裏ハムラ+皮膚切除でも①と③については改善する方向に向かいます。
必要であればミッドフェイス方向へのリフトを組み合わせたり、術後に残った凹みをヒアルロン酸などで微調整する方法もあります。
つまり、
「裏ハムラ+皮膚切除が一番良い」でも、「年齢が上なら必ず表ハムラ」でもありません。
目の下の状態と、
どこまで改善したいのか、どこまでの手術を希望するのか
によって、適切な方法は変わります。
動画ではこれらの違いについてさらに詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。










