広告にだまされない！二重整形の名医を見つける方法

二重整形の手術をするときには、なるべく上手な医師に担当してもらいたいですよね。失敗がなく、できるだけきれいな仕上がりにしてほしいのは当たり前ですね。

しかし、ネットで調べた際に出てくる「人気ドクター」や「二重整形の名医」というのは、実はクリニックの宣伝や広告が多くを占め、どの情報を信じればよいのか、信じてはいけないのか、調べるポイントは何なのか分らないと思います。

では、どうすれば信頼できる、本当に技術力が高く信頼できるドクターに会えるでしょうか。

この記事では、二重整形を受ける際のドクター選びのポイントを解説します。しっかりポイントを押さえておけば、きちんと経験があり二重整形が上手な医師に担当してもらう事が可能です。

安心して手術を受けるために、二重整形のドクター選びで迷わないためにも、ぜひこのページをお読みください。

１．二重整形の名医の条件とは
- １－１．二重整形の技術力
- １－２．カウンセリング力
２．二重整形の名医とは
- ２－１．二重整形の名医だとは限らない
- ２－２．院長だからと言って技術力が高いわけではない
３．二重整形の名医の探し方
- ３－１．ホームページで見るのは経歴と症例写真
- ３－２．実際にカウンセリングに行ってみる
４．二重整形の名医を探す時の注意点
５．まとめ

１．二重整形の名医の条件とは

１－１．二重整形の技術力

二重整形、特に埋没法は、とりあえずの技術を習得するまでに1-2カ月です。しかし、目は体の中でも個人差が大きく、また希望される二重まぶたの形も多種多様です。様々な条件に対応したり、抜糸やトラブルへの対応も考えると美容外科3年以上は必要だと思います。

１－２．カウンセリング力

しっかり希望を聞いてくれる医師を選びましょう。二重まぶたを希望される方の中には、バランス的に合わない二重まぶたを希望されたり、二重まぶたにすれば目が大きくなると勘違いされていたり、限界を超えた希望をお持ちの方もいます。

どこまで出来るのか、出来ないのか、それらの事を事前に把握し、しっかりと説明し、手術前に手術後の状態をきちんと説明してくれることが名医の条件の一つです。

２．二重整形の名医とは

二重整形の名医とは、希望の二重まぶたを作ってくれる医師の事です。しかし、これはホームページやカウンセリング、医師の経歴から必ず判断できるものではありません。しかも、我々医師であっても、見た事のない医師の技術力や人柄を判断することは難しいのです。

ですが、上記のようなホームページの情報、経歴、カウンセリング内容からある程度判断して、間違いのないような選択をする事は可能です。

まずは一般の方が、よく名医だと勘違いしたり、根拠のないネットの広告に引っかかりやすい場合をご紹介します。

２－１．二重整形の名医だとは限らない

ネットでよく目につくからと言って名医だとは限らない

広告費をかければいくらでも露出できます。また、最近は一度見た宣伝がずっと追いかけてくるような広告も増えています。ネットでの露出度と技術力は関係ありません。

テレビに出ているからと言って名医とは限らない

テレビに出る医師はテレビ局や制作会社が決めています。彼らは放送のプロであっても医療のプロではありません。ですので、テレビに出ているからと言って技術力の高い医師と言う訳ではありません。

２－２．院長だからと言って技術力が高いわけではない

特に大手のチェーン展開しているクリニックでは医師の経歴や美容外科の経歴が非常に浅い医師も院長を任せられていたりします。一見しただけも、私なら手術を受けないなと言う経歴の場合もあり、院長だからと言って技術力が高く名医と言う訳ではありません。

ホームページがキレイだからと言って綺麗になれる訳ではない

ホームページがキレイだと、いい印象を持ち問い合わせてみようかな思いますよね。しかし、ホームページのキレイさと医師の技術力も関係ありません

３．二重整形の名医の探し方

美容外科を探す方法は色々ありますが、情報量が多く手軽に見れるのはネットの情報やホームページです。そこでホームページの見方や口コミの見方を解説します。

３－１．ホームページで見るのは経歴と症例写真

まずは医師の経歴を見ましょう。先ほど解説したように美容外科の経歴が3年以上あった方がいいでしょう。また、私なら美容外科以外の専門医を取得した事がある医師を選びます。詳しくは解説できませんが、美容外科専門医のみお持ちの先生は、美容外科以前に医師として重要な病院での研修を十分に行えていない可能性があります。

ホームページの規制があり、症例写真はホームページには載せにくくなってきています。しかし、例えホームページに写真がなくても、ほとんどの先生がブログなどを運営されており、そこで写真を見ることが出来ます。二重整形の症例がそれなりの数が掲載されているのであれば、実際にはもっと症例を積まれているはずですので、安心できます。

しかし、症例が多いからと言って必ず名医という訳ではありません、とりあえず数だけこなして、後は知りませんと言うような医師もいれば、1例1例丁寧に行い手術後のしっかり検討も行い修練に励む医師では1例の重みが全く違ってきます。

３－２．実際にカウンセリングに行ってみる

実際にカウンセリングに行って話を聞いてみない事には自分に合うのかどうか分りません。是非、カウンセリングに行って医師と話してみましょう。

その時に希望の二重に出来るのかどうか、できない場合はどうしてなのか、どうすればよいのかなどを詳しく丁寧に話してくれる医師を選びましょう

また、カウンセリングの時に二重まぶたの状態や手術の話ではなく、値段の話を強調してくる医師も避けた方が無難です。技術力がある医師もいるかもしれませんが、そのような医師はアフターフォローがしっかりしていない場合が多いように感じます。

参考：ある方が二重整形をしたけれども希望通りにならなかったと来院されました。聞いてみると、いくつか回った美容外科では希望のラインは限界を超えており無理だと言われたそうです。しかし、最後に行った唯一の美容外科では「できる」と言われ手術を受けたそうです。けれども、本人の希望通りにはならなかったと。。。確かに見てみると、限界を超えた二重になっており、二重だけれど不自然な感じでした。

医師は患者さんよりも多くの知識や経験を持っています。それ故、より正直でなければいけません。

最後の美容外科は手術前の予測が立てれない未熟な医師だったのか、売上のために何でも手術するような美容外科だったのかは分りませんが、この方が他の医師の話もきちんと聞いていればこのような事にもならずに済んだのにとも思います。

自分の希望も重要ですが、過当競争にある美容外科において、売上を考えずにしっかりカウンセリングしてくれる医師の意見もきちんと聞くべきだった事例です。