埋没法の2回目を受ける前に必ず読むべき腫れや抜糸について

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【著者】渋谷高野美容医院
院長:高野 洋一

過去に埋没法の手術をしたけれど、段々と二重が狭くなってきたり、日によって二重のラインが変わってしまったりして、お困り方は多いのではないでしょうか。

おそらく、2回目の埋没法を検討されている方もいるでしょう。

しかし、2回目の埋没法をすることはできるのか、次はどれくらいもつのか、腫れは出やすいのかなど、気になることも多いですよね。

このページでは、2回目の埋没法を検討する際に知っておくべき知識をお伝えしていきます。

実際に、当院にも2回目の埋没法を検討中の方がカウンセリングを受けに来院されます。そのときに、説明する内容や注意点を詳しく解説していきます。

2回目の埋没法を受けるべきかお悩みの方や、2回目の埋没法を受ける際の方法や注意点を知りたい方は、ぜひこのページをご覧ください。

2回目の埋没法を受けるべきかどうかは、医師によって意見が違う事も多いと思います。1回埋没法を行って取れたら切開法を勧める医師もいますし、意見が分かれるところです。以下に私が考える一応の目安を解説します。

①前回の埋没法を受けてから、3年以上二重まぶたが持続した人

2回目の埋没法でも切開法でもどちらでもいい。なぜなら次回も3年以上持続すると考えられるから。

②前回の二重まぶたを受けてから1年未満で二重が取れた人

基本的には切開法を勧める。再度埋没法を行ってもすぐに取れてしまう可能性が大きい。どうしても埋没法がいいと言う場合は、2回目の埋没法を行う場合には取れにくい方法を勧める。

③前回の二重まぶたを受けてから1年以上だが3年未満で二重が取れた人

2回目の埋没法でも切開法でもどちらでもよいが、埋没法の場合は持ちの良い方法を勧める。3年未満で取れたという事は平均以下の持続であり、通常の方法では再び持続期間が短い可能性が高いから。

1-1.埋没法はいつか取れてしまう。平均3-5年と言われている

埋没法は簡単に二重まぶたが作れる、人気のある方法です。しかし、いずれ糸がゆるんで二重まぶたが維持できなくなると言われています。平均3-5年で取れると言われます。

しかし、1年未満で取れてしまう方、10年経っても取れない方と幅がかなり広いです。また、実際は正確な統計データがないのです。なぜなら、埋没法で取れてしまった方が再び同じクリニックに行くとは限らず、二重が取れないで長持ちしている人はわざわざ取れていない事を報告しにクリニックに行かないからです。

1-2.取れそうな時の症状

埋没法が緩んできた場合は以下のような症状が起こります。

  • 日によって二重になったりならなかったりする
  • 二重のラインが徐々に狭くなってきた

このような場合は埋没法が取れてきている可能性が大きく、近いうちに取れてしまいます。再度埋没法をするかどうか考える必要があります。

2.2回目の埋没法の手術の注意点

埋没法の1回目でも2回目でもそれ程大きな違いはありません。

2-1.腫れや内出血は2回目だからと言ってひどくはならない

1回目でも2回目でも同じように腫れや内出血は出る可能性があります。2回目だからといって腫れや内出血がひどくなることはありません。

しかし、抜糸を一緒に行った場合は内出血が多めに出る可能性があります。

2-2.1回目の糸を抜糸した方がいいか?

必ず抜糸しなければいけないという事はありません。抜糸せずに2回目の埋没法を行う事の方が多いです。また、手術から数年たっている糸は抜糸しにくく、抜けない場合もあります。

しかし、糸がまぶたに残っていても基本的には問題ありません。糸自体によって何かトラブルが起こるケースは稀です。ただし、以下のような場合は抜糸した方が将来的にも見た目的にもいいでしょう。

抜糸した方が良い場合

  • ゴロゴロ感がある
  • 1回目の埋没法のラインが邪魔して2回目のラインがうまく出ない、三重になる
  • 1回目の糸が見た目に皮膚から透けて目立つ

繰り返す埋没法で糸が増えるリスク(抜糸しない場合)

  • まれに糸が出てくる場合がある

1%以下ですが、1回目にしろ2回目の糸にしろ出てくる場合があります。1回目の糸を抜糸しておくことで確率は低くなります。

  • 目の開きが悪くなることがある

糸がたくさん入る事により、目の開きを邪魔して将来的に目の開きが悪くなると考えている医師もいます。私もそのように考えています。

個人的な意見:2回目の埋没法の時の抜糸は、簡単に出来るようであれば抜いた方が良いと思います。糸が見当たらずに抜けそうにない時はそのまま放っておいてもいいと考えています。

2-3.埋没法は何回まで行う事が出来るのか?3回程度と言う意見が多い

埋没法はいずれゆるんで取れてしまうのであれば、何回まで行う事が出来るのか気になります。しかし、明確に何回までと言う決まりはありません。

1-2回行って取れるようであれば切開した方が良いと言う医師もいれば、3-4回と答える人もいます。実際には6回やそれ以上行っている方もたまにいます。

しかし、3回程度と答える医師が多いのではないかと思います。やはり、3回やっても取れるようであれば切開した方が良いと私も思います。

3.2回目の埋没法の費用

2回目の埋没法でも費用は変わりませんが、1回目の手術に保証制度があるクリニックがあります。これは「埋没法が取れたら再度お直しします。」と言うものが多く、2回目の埋没法がタダ(麻酔代金などはかかる可能性あり)で出来ます。

2回目の手術を検討されている方はお手持ちの保障証を確認したり、失くしていても1回目の手術を行ったクリニックに確認してみてはいかがでしょうか。

参考:埋没法と抜糸の費用

埋没法の費用の平均は約8万円です。12個のクリニックから調べました。また、抜糸については1本に付き2万円程度としているクリニックが多いです。

4.まとめ

2回目の埋没法についてご理解いただけましたか?腫れ、内出血、抜糸について特に詳しく解説しました。まずは保証制度もあるかも知れないので、1回目を行ったクリニックに確認してみて下さい。

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コメント

  1. rei より:

    初めまして。7年ぐらい前に初めて埋没法をしたのですが、
    ここ一年ぐらい左目だけラインがぼやけてきて、今は薄い奥二重みたいになっています。マスカラや付けまつげをすると、三重になって不自然で、もう一回埋没を考えています。2回目は同じ場所に作らないと、メイク時の様に三重になってしまうのでしょうか?抜糸の選択肢は、見ただけでした方が良いのか、そうでないのか、わかるのでしょうか?

    1. 高野 洋一 より:

      今残っているラインが強かったり、新しいラインとの幅の差が大きいと三重っぽく見える可能性はあります。
      抜糸についてで、シミュレーションしてみて、決める感じになると思いますが、抜糸したからと言って、今のラインが消えるかどうかは分りません。

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